7月4日発車、トキ鉄「昭和の急行列車」…急行券は懐かしの「国鉄硬券」

「観光急行」として運行が開始されるトキ鉄の「国鉄型電車」。クハ455-701は唯一の国鉄急行型交直両用電車の生残りで、複数のヘッドマークが付けられる。運行開始から当面の間は全車自由席で運行され、ワゴンによる車内販売を実施。観光案内や見どころでの徐行運転も行ない、秋頃からは車内での飲食サービスも予定。
「観光急行」として運行が開始されるトキ鉄の「国鉄型電車」。クハ455-701は唯一の国鉄急行型交直両用電車の生残りで、複数のヘッドマークが付けられる。運行開始から当面の間は全車自由席で運行され、ワゴンによる車内販売を実施。観光案内や見どころでの徐行運転も行ない、秋頃からは車内での飲食サービスも予定。全 3 枚

新潟県のえちごトキめき鉄道(トキ鉄)は6月23日、JR西日本から導入した国鉄型の413・455系電車を使用して7月4日から運行を開始する「観光急行」の詳細を発表した。

【画像全3枚】

列車名を『急行1~4号』とするこの列車は、原則として2022年度までの土休日に運行され、乗車には別途、急行券(500円)が必要。6月28日から発売される「ホリデーツアーパス」(大人3000円・子供1500円)では急行券不要で利用できる。

編成は妙高高原、糸魚川方からクハ455-701+モハ412-6+クモハ413-6で、時刻は日本海ひすいラインが、直江津11時26分発~糸魚川12時20分着・12時34分発~市振(いちぶり)12時52分着(急行1号)、市振13時10分発~糸魚川13時28分着・13時42分発~直江津14時31分着(急行2号)、直江津15時3分発~糸魚川15時51分着(急行3号)、糸魚川16時40分発~直江津17時8分着(急行4号)。

妙高はねうまラインでは快速1往復(直江津8時43分発8350M、妙高高原9時44分発8347M)に充当される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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