C5エアクロスSUV にシトロエン初のPHV、EV走行距離65km---価格は550万円

シトロエン C5エアクロスSUVハイブリッド
シトロエン C5エアクロスSUVハイブリッド全 35 枚

グループPSAジャパンは、ミドルサイズSUV『C5エアクロスSUV』にシトロエン初のPHV『C5エアクロスSUVハイブリッド』(Citroen C5 Aircross SUV Hybrid)を追加し、6月24日より販売を開始する。価格は550万円。

【写真】C5エアクロスSUVハイブリッド(全35枚)

PHVパワーユニットは最高出力180psの1.6リットルガソリンターボをベースに、最高出力110ps/最大トルク320Nmのフロントモーターを搭載。PHEV専用8速AT「e-EAT8」を組み合わせ、システムトータル出力は225ps/360Nm(フランス本社公称値)を発揮する。バッテリーは容量13.2kWhのリチウムイオンタイプをリアシート下に配置。最高速度135km/h、走行距離65km(WLTCモード)のモータードライブを実現する。バッテリー充電は200V普通充電のみに対応。3kWで約5時間、6kWで約2.5時間で満充電となる。

12.3インチデジタルインストルメントパネルには、PHV専用機能としてエネルギーフロー(電気による駆動、エンジンによる駆動、回生エネルギーなど)を可視化するモードを追加。さらに無料のMy Citroenアプリをダウンロードし、連携させることで、スマートフォンから予約充電や充電状況の確認、遠隔で室内のエアコンを作動させることができる。

また、C5エアクロスSUVハイブリッドは、「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求した「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」を採用する。通常のダンパーにセカンダリーダンパーを追加することで、サスペンションが小さく細かく動く状況などではソフトな乗り心地を提供。サスペンションが大きく動く状況ではセカンダリーダンパーが生み出す減衰力で衝撃をスムーズに吸収する。

さらに、パノラミックサンルーフや運転席マルチランバーサポート、シートヒーターなど人気のパッケージオプションを標準化。アクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングアシストを統合したハイウェイドライブアシストなど、先進安全装備も充実させた。

《纐纈敏也@DAYS》

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