ルノー メガーヌ 次期型にEV…IAAモビリティ2021で発表 9月開催

ルノー日産三菱の新開発「CMF-EV」車台がベース

大容量バッテリーを搭載可能な最大2770mmのホイールベース

1回の充電での航続は最大450km

IAAモビリティ2021のルノーブースのイメージ
IAAモビリティ2021のルノーブースのイメージ全 12 枚

ルノーグループは、9月にドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ2021」において、ルノー『メガーヌ』(Renault Megane)次期型のEV、『メガーヌE-TECHエレクトリック』を初公開する。ルノーグループが7月8日に発表した。

【画像全12枚】

ドイツ自動車工業会(VDA)は2020年3月、主催する国際モーターショー=通称:フランクフルトモーターショーを2021年から、ミュンヘンで開催すると発表した。フランクフルトモーターショー2021に代わって開催されるのが、IAAモビリティ2021だ。未来のモビリティ社会に向けて、従来のモーターショーから進化して、モビリティのショーケースになることを目指している。

ルノー日産三菱の新開発「CMF-EV」車台がベース

ルノーグループは2020年秋、ルノーブランドのEVコンセプトカー、『メガーヌeビジョン』を初公開した。同車は、EV専用の新開発「CMF-EV」プラットフォームをベースに、ルノーの将来のEVハッチバックを提案していた。ルノーによると、メガーヌeビジョンは、CセグメントEV市場におけるルノーの最初のステップになるという。

このコンセプトカーのテクノロジーが、市販版のメガーヌE-TECHエレクトリックに反映される。現行メガーヌには、電動モデルとして、プラグインハイブリッド車(PHV)が用意されている。EVがラインナップされるのは、次期型が歴代で初めてだ。

メガーヌE-TECHエレクトリックは、CMF-EVと呼ばれる新世代のモジュラーEVプラットフォームをベースにする。この新しいプラットフォームは、ルノー日産三菱アライアンスによって設計され、フランスと日本で延べ300万km以上にわたるテストを続けている。全高の低いサルーンから大型SUVまで、複数のボディタイプに対応し、さまざまな容量のモジュラーバッテリーを垂直方向と水平方向に取り付けることができる。ルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック のプロトタイプルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック のプロトタイプ

大容量バッテリーを搭載可能な最大2770mmのホイールベース

CMF-EVプラットフォームでは、フラットなフロアを実現する。排気システムやトランスミッションがないため、インテリアの実用性とモジュール性が向上し、より用途の広いキャビンのためのスペースが確保されているという。

最大2770mmのホイールベースを取ることができ、より大容量のバッテリーと、より長い航続を備えたEVを実現する。車両の床下に搭載されたスリムなバッテリーは、低重心を可能にする。新設計のバッテリーは車両の構造として機能し、側面衝突の場合には、衝撃を吸収する効果を発揮するという。

バッテリーのサイズは、ボディタイプによって変更できる。たとえば、コンパクトカーは、航続の拡大とエネルギー効率の向上による高効率を維持しながら、バッテリーをコンパクトにすることが可能だ。ルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック のプロトタイプルノー・メガーヌ E-TECH エレクトリック のプロトタイプ

1回の充電での航続は最大450km

電気モーターは、最大出力217hpを引き出す。バッテリーは蓄電容量が60kWh。1回の充電での航続は、最大450km(WLTPサイクル)となる予定だ。スリムなヘッドライト&テールランプ、最新のデジタルコックピットが採用される。

ルノーグループは、ルノーとダチア、アルピーヌ、ラーダの4ブランドに関しては、現在よりもアイデンティティとポジショニングを明確にする方針。4ブランド合計で、2025年までに24の新型車を発売し、その半分はC/Dセグメント車とする。また、少なくとも7車種はフルEVとする計画で、2025年までに電動化の分野におけるリーダーを目指す。

ルノーメガーヌのEV、メガーヌE-TECHエレクトリックは、この7車種のフルEVのうちの1台となる。AセグメントEVの『トゥインゴE-TECHエレクトリック』、BセグメントベストセラーEVの『ゾエ』に続いて、C セグメントにメガーヌE-TECHエレクトリックを投入することにより、乗用フルEVのラインナップを充実させる、としている。

《森脇稔》

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