レクサス初のPHV、「NX 450h+」の米国仕様を出品へ…シカゴモーターショー2021

2.5リットル直4エンジンに前後モーターの組み合わせ

4種類の走行モードを切り替え可能

新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」

レクサス NX 新型のPHV「NX 450h+」
レクサス NX 新型のPHV「NX 450h+」全 22 枚

レクサスは7月12日、米国で7月15日に開幕するシカゴモーターショー2021において、米国向け新型『NX』 (Lexus NX)の「NX 450h+」を初公開すると発表した。

写真:レクサス NX 450h+

2.5リットル直4エンジンに前後モーターの組み合わせ

同車は、レクサス初のプラグインハイブリッド車(PHV)だ。レクサスは、電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、レクサス初のPHVをグローバル中核モデルのNXに設定する。ハイブリッド車とともに、電動車の普及を加速させていくのが狙いだ。

NX 450h+には、高熱効率な「A25A-FXS」型2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン、大容量かつ高出力のリチウムイオンバッテリー、前後にモーターを搭載する。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が18.1kWhで、クラストップレベルのEVモード航続と充分なパワーを両立しているという。

NX 450h+は、AWDシステムの「E-Four」の前後駆動力を、100対0から20対80の間で可変させることが可能。大容量リチウムイオンバッテリーを床下に配置して、低重心化も図られている。

4種類の走行モードを切り替え可能

走行モードはスイッチ操作で、EVモード、AUTO EV・HVモード、HVモード、セルフチャージモードの4種類が切り替えられる。HVモードでは、エンジンとモーターの併用により、高い加速性能を追求した。

AUTO EV・HVモード選択時には、ナビシステムの目的地を設定することにより、レクサス初の「先読みEV/HVモード切り替え制御」が作動。バッテリーの残量や走行ルート、交通情報といったデータをもとに、高速道路などにおいては自動的にHVモードに切り替え、エネルギー効率の高い走りを可能にしている。

NX 450h+には、ペダル戻し減衰機構をレクサスで初採用し、ペダル抜き操作の動的質感を追求した。また、最新の「Lexus Safety System +」に対応するブレーキアクチュエーターも開発している。

新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」

新型では、ドライバー、パッセンジャーの間取りの比率を工夫することで、それぞれに最適な空間を演出した。メーターやセンターディスプレイエリアは、ドライバーのワイドな視野を確保し、ドライバーのニースペースは適度にタイトにした。コンソール上面を含むワイドなパッセンジャーエリアは、同乗者にゆとりのある空間を提供する、と自負する。

ヘッドアップディスプレイからメーターへと前後方向につながる情報表示系の配置と、ヘッドアップディスプレイからセンターディスプレイへつながる操作系の構成により、運転中のスムーズな視線移動を可能にした。スタートスイッチ、シフトレバー、ドライブモードセレクトスイッチなどをステアリングホイール周辺の自然と手が届く場所に配置することで、姿勢を崩さずスムーズに操作が行えるようにした。

新型では、ヘッドアップディスプレイとステアリングのタッチセンサースイッチを組み合わせた新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」を採用した。ステアリングのタッチセンサースイッチに触れると、操作ガイドがヘッドアップディスプレイ(ヘッドアップディスプレイのオフ時はメーター)に表示され、手元を見ることなく、視線を前方に置いたまま、直感的に操作することができるという。

また、ヘッドアップディスプレイは、周辺の道路状況を確認できる視界を保った上で、運転を楽しめるように、表示する情報とレイアウトが異なる3つのモードを用意した。運転シーンに合わせて、ドライバーがモードを切り替えることができる。ヘッドアップディスプレイに組み合わせられるメーターは、運転中に必要な情報をドライバーへ確実に伝えるように、表示情報の配置やグラフィックを刷新した。

さらに、大型のタッチディスプレイを採用したことで、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約した。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など、直感的に操作できる最適な配置と形状を追求した、としている。

《森脇稔》

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