セレンスとビステオン、対話型AI搭載の二輪車向け統合型コックピット提供へ

セレンスの対話型AIをビステオンのスマートコアに統合
セレンスの対話型AIをビステオンのスマートコアに統合全 1 枚

セレンスとビステオンは7月19日、セレンスの対話型AIをビステオンのコックピットドメインコントローラ「スマートコア」に統合、2024年発売予定の新型二輪車に提供すると発表した。

セレンスは自動車メーカーやモビリティ分野のOEMに対話型AIを提供、これまで3億5000万台以上の採用実績を持つ。一方、ビステオンはフォードから独立した自動車部品メーカー。大手自動車メーカーに向け、コックピットエレクトロニクス製品とコネクテッドカーソリューションを設計・開発・製造している。

今回発表したシステムには、AIを活用し、主要各国の言語をサポートする音声認識、自然言語理解、音声合成などのコアとなるセレンステクノロジーと、運転席の計器群、インフォテインメント、テレマティクス、ディスプレイなどの統合ドメインコントローラに向けたビステオンのAndroidベースのスマートコア技術プラットフォームが含まれる。同システムは2024年に発売される二輪車モデルに採用される予定。コネクテッドアプリや無線ソフトウェアダウンロード機能を備えた12インチディスプレイに搭載される。また、セレンスの他のコア技術や音声AIの「セレンスクラウドサービス」などを追加することで、顧客ニーズに合わせた拡張も可能だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  2. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る