コマツ、有線式電動油圧ショベルを国内市場に投入へ

有線式電動油圧ショベル「PC78USE-11」
有線式電動油圧ショベル「PC78USE-11」全 2 枚

コマツは7月20日、中小型クラスの有線式電動油圧ショベル「PC78USE-11」を国内市場に導入すると発表した。

有線式電動油圧ショベルは電動油圧ショベルを連続して長時間使用したいというニーズに応えることを目的に開発した。これまでコマツが培ってきた技術をベースに、エンジン駆動式と同等の作業性能を持ちながら排ガスゼロ、騒音・排熱の大幅低減を実現する。

駆動源は電気モーターで、排ガスゼロ、騒音・排熱・振動の大幅低減を図った。車両寿命は延長されるとともに、燃料補給やエンジン回りのメンテナンス作業が不要になるため、車両のランニングコスト削減が図れる。

また、電源を有線で直接供給するため、充電式の電動車と異なりバッテリー残量を気にすることなく長時間連続稼働が可能。特に産廃処理工場など24時間稼働が必要な作業現場での生産性向上につながる。

コマツでは将来的に同クラスのバッテリー式電動車の導入も検討する。
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《レスポンス編集部》

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