最新のヤマハ「VMAX」はバス釣りに特化…船外機3モデルが約10年ぶりにモデルチェンジ

ヤマハ発動機 VMAX SHOシリーズ
ヤマハ発動機 VMAX SHOシリーズ全 2 枚

ヤマハ発動機は、バスボートへの搭載に特化した船外機「VMAX SHO」シリーズに「F275B」「F250Q」「F225L」の3モデルを加え、2021年9月より発売する。

バスフィッシングは主に米国で人気がありスポーツとして認知されている。数多くのプロアングラーが在籍しトーナメントなども行われており、専用のバスボートおよび船外機の総需要はいまも増加傾向にある。

約10年ぶりとなるモデルチェンジに当たっては近年の電子機器・アクセサリー需要に対応。魚群探知機やデジタルメーターパネル、パワーポールなどの需要に対応するため、従来比で約40%増の発電能力の向上を図った。また、油圧式のステアリングに対応するシンプルなリギング仕様を継続し、換装を含む幅広いボートへの搭載を可能にしている。

機能性の向上と外観デザインを一新したVMAX SHO(F250Q)機能性の向上と外観デザインを一新したVMAX SHO(F250Q)
新モデルはいずれもV6/4.2リットルのパワーユニットを採用し、卓越した加速性能、スピード性能のほか、クルージング時の燃費性能や低振動性、低騒音など、VMAX SHOシリーズの優れた性能を引き継いでいる。また、ダブルプッシュするだけで、自動でチルトアップ/ダウンができる「TotalTilt」機能を搭載。あらかじめ任意のチルトアップ角度を設定することで好みのレンジで自動停止させることもできる。

外観デザインとグラフィックは一新。同社らしい船外機のスタイリングを維持しながら、立体グラフィックを採用するなど、次世代船外機のイメージとしている。

価格はF275B(最大出力275ps)が242万3300円、F250Q(同250ps)が235万7300円、F225L(同225ps)が228万9100円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る