VW乗用車ブランドが黒字転換、売上高は42%増 2021年上半期決算

フォルクスワーゲン・ゴルフ 新型
フォルクスワーゲン・ゴルフ 新型全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)の主力ブランド、フォルクスワーゲン乗用車は7月30日、2021年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、上半期の売上高は406億8900万ユーロ(約5兆2885億円)。前年同期の285億8000万ユーロに対して、42.4%増と2年ぶりに増加した。

また、上半期の営業利益は、17億7300万ユーロ(約2305億円)。前年同期の14億9100万ユーロの赤字から、黒字に転換している。

黒字転換を果たしたのは、前年同期の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による新車販売の落ち込みが、今期は回復したため。また、効率的な危機管理体制の導入や、いっそうのコスト削減が利益を押し上げた。

フォルクスワーゲンブランドのアレクサンダー・サイツCFO(最高財務責任者)は、「厳格なコスト管理、南北アメリカでの戦略的再編の順調な進展、大幅な新車販売の増加が、好業績を後押しした」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る