オペル、日本市場再参入を延期 コロナ禍と半導体不足で2022年上半期に

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グループPSAジャパンは8月4日、2021年中に予定していた日本市場再参入を2022年上半期に延期すると発表した。

オペルは、1862年にドイツ・リュッセルハイムで創立。1931年にGMの完全子会社となり、日本ではヤナセなどが輸入販売を行っていた。GMは2001年、直営ディーラー網による販売をを開始。しかし、売れ行きは低迷し、2006年に日本市場から撤退。2017年、オペルはPSA・プジョーシトロエンに売却された。

当初、オペルの発売開始およびディーラーオープンを2021年中としていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大および半導体の世界的な供給不足などを理由に、2022年上半期に延期すると発表した。

初期導入モデルは、Bセグメントハッチバック『CORSA(コルサ)』と『CORSA-e(BEV)』、BセグメントSUV『MOKKA(モッカ)』とCセグメントSUV『GRANDLAND(グランドランド)』、電動車を含む3モデル。2020年2月に発表したMPVの『コンボ』を含め、モデルレンジは随時拡大していく予定だ。

また同日、オペルの日本語サイトを公開。より詳細な導入モデル概要と価格および発売開始時期とディーラーオープンなど、様々な情報を公開していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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