【ヤマハ MT-09 新型】構造体もデザインとして見せる「ゼロカバー造形」[詳細画像]

ヤマハ MT-09
ヤマハ MT-09全 42 枚

ヤマハのロードスポーツ『MT-09』がフルモデルチェンジを果たし3代目となった。2代目の登場が2017年だったことを考えると、かなり早いタイミングでの大刷新だ。3気筒エンジンの基本こそ継承しながらも、デザイン、フレーム、制御に至るまでほぼ全てが新しい。

従来からの“Torque & Agile”のキャラクターを継承・進化させ、ライダーに“Feeling”をもたらす“The Rodeo Master”をコンセプトに開発。トルクフルな新888cm3 CP3エンジン、最低肉厚1.7mmの軽量CFアルミダイキャスト製新フレーム、独自のSPINFORGED WHEEL(スピンフォージドホイール)技術による軽量アルミホイール、トルク感と加速感を表現したサウンドデザイン、新IMUを活用した運転操作を支援する各種制御、感覚を刺激する新ボディデザインを特徴とする。

ヤマハ MT-09ヤマハ MT-09
いわゆる「顔」がない個性的なデザインだが、エアインテークと、そこに風を導くフロントウィングのスタイリングに空気の“流れ”や音の“波”などサウンドを想起させるテーマが盛り込まれている。

またヘッドランプやサイレンサーなど各パーツをエンジンを中心に凝縮させて力強いトルク感を表現しているという。スムーズなトップラインに、ショートオーバーハングのシルエットを組み合わせ、初代から引き継いできた“ライダーの意のままに操れるイメージ”に加え、カバー類を極力減らした「ゼロカバー造形」によりフレームなどの構造体もデザインとして見せ、軽量化したボディによる軽快なハンドリングを表現している。

ヤマハ MT-09ヤマハ MT-09
また、コンパクトさとデザイン性を両立し、優れた照射性をもつバイファンクションLEDヘッドランプ(Hi-Lo一体)を採用。照射範囲と範囲外の境目のコントラストが穏やかで柔らかくムラのない配光とした。ポジションランプも導光体を備えたLEDタイプとし、新しいMTフェイスを印象づける意匠となっている。

価格は「MT-09 SP ABS」が126万5000円、「MT-09 ABS」が110万円。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリの新洗車グッズ発売!ホースリール&ノズル、性能と価格に注目
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  4. ステランティス日本法人、「ジープ」「プジョー」など主要ブランド一斉値下げ[新聞ウォッチ]
  5. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る