千葉県八街市の死亡事故を受け…防止対策 警察庁が通達

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警察庁は8月4日、「通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策」を踏まえた交通事故防止対策の推進を全国の警察に通達した。

6月28日に千葉県八街市で発生した下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが衝突して5人が死傷する交通事故が発生したのを受けて、交通安全対策に関する関係閣僚会議が開催され、「通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策」が決定された。緊急対策では、通学路での交通安全を確保するとともに、飲酒運転根絶に向けて緊急に対応するべき施策や、重点的に取り組むべき施策をとりまとめた。

警察庁は各都道府県警察に、緊急対策を踏まえ、対応するよう発出した。

具体的にはこれまで危険箇所として取り上げられなかった見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など、車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所などについて、学校関係者と合同点検を実施して対策が必要な箇所を抽出し、対策を検討・作成する。子どもの安全な通行を確保するための道路交通環境の整備も推進する。

また、幅員が狭い道路でも活用できる「可搬式速度違反自動取締装置」の整備を推進するなどして効果的な速度違反を取締り、速度規制の実効性を確保する。飲酒運転の根絶に向けた使用者対策や取り締まりを強化していく。とくに運送事業用自動車の飲酒運転根絶に向けた取り組み強化する。

《レスポンス編集部》

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