事前タクシー運賃にダイナミックプライシング導入 実証実験を実施へ

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚
国土交通省は8月20日、乗車前に運賃を確定する「事前確定運賃」を変動させるダイナミックプライシングの実証実験を10~11月にかけて実施すると発表した。

ダイナミックプライシングの実証実験は、天候や最寄りのイベントなど、需給に応じて運賃を変動する。変動する運賃はリアルタイム変動のほか、予め設定した要件に沿って運賃を変動する。変動運賃は、配車アプリを通じて乗客がタクシーに乗車する前に確定する事前確定運賃の一環として運用し。流し営業では利用できないこととする。

変動運賃の幅は、公定幅の上限から2割増した額と、公定幅の下限から1割引した額の範囲内とする。その上で、変動運賃に対して深夜割増や障害者割引を別途適用できる。

実証実験期間中は、2週間ごとに状況を精査し、条件を満たさない場合は変動方法を変更する。

実証実験は10~11月の間実施する。国土交通省では、実証実験に参加を希望するタクシー事業者を公募する。応募状況を見て実施する地域を決める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る