事前タクシー運賃にダイナミックプライシング導入 実証実験を実施へ

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国土交通省は8月20日、乗車前に運賃を確定する「事前確定運賃」を変動させるダイナミックプライシングの実証実験を10~11月にかけて実施すると発表した。

ダイナミックプライシングの実証実験は、天候や最寄りのイベントなど、需給に応じて運賃を変動する。変動する運賃はリアルタイム変動のほか、予め設定した要件に沿って運賃を変動する。変動運賃は、配車アプリを通じて乗客がタクシーに乗車する前に確定する事前確定運賃の一環として運用し。流し営業では利用できないこととする。

変動運賃の幅は、公定幅の上限から2割増した額と、公定幅の下限から1割引した額の範囲内とする。その上で、変動運賃に対して深夜割増や障害者割引を別途適用できる。

実証実験期間中は、2週間ごとに状況を精査し、条件を満たさない場合は変動方法を変更する。

実証実験は10~11月の間実施する。国土交通省では、実証実験に参加を希望するタクシー事業者を公募する。応募状況を見て実施する地域を決める。

《レスポンス編集部》

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