485系の生き残り、盛岡の『ジパング』が引退へ 10月10日にラストラン

同車は、2012年4~6月に展開された「いわてディスティネーションキャンペーン」を機に登場した4両編成で、先頭車の2両は高崎支社のお座敷車両『やまなみ』を、中間車の2両は津軽海峡線の特急『白鳥』などで運用されていた485系3000番台を転用したもの。
通常運用終了後は、10月10日にラストラン列車「ありがとうジパング」が盛岡~一ノ関間で運行され、時刻は盛岡9時47分頃発~一ノ関11時10分頃着・12時24分頃発~盛岡13時51分頃着。
旅行商品として運行され、往復各140人を募集。旅行代金は片道大人7700円・子供6500円。子供単独での乗車はできない。申込みは9月2日14時から9月6日23時59分まで、びゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」で受け付ける。
現在、485系は団体用の改造車のみがJR東日本に残っているが、『ジパング』の廃止により、残るは高崎車両センターに配置されている『華』『やまどり』のみとなる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》