◆4ドアクーペと新型EVスポーツカーもスタンバイ

ロータスカーズは2022年に「タイプ132」というコードネームのEセグメントSUVをデビューさせる。2023年には、コードネーム「タイプ133」を名乗るEセグメント4ドアクーペが続く。
さらに、2025年には、新しいDセグメントSUVのコードネーム「タイプ134」が登場する。このトリオには、2026年に新型EVスポーツカーのコードネーム「タイプ135」が加わる予定だ。
◆4種類の次世代アーキテクチャーのひとつがベースに

これは、7月に発表された新型スポーツカーのロータス『エミーラ』に最初に採用されたプラットフォームだ。フレキシブルで軽量、ロータスを象徴する押し出しアルミニウムテクノロジーが導入されている。このスポーツカー・プラットフォームは、技術的な面で、これまでとは大きく変わっているという。
2つ目のロータス車両アーキテクチャーが、「ハイパーカー・アーキテクチャー」だ。このプラットフォームをベースとする最初のモデルは、2021年後半に英国へセル工場で生産が開始されるEVハイパーカーの『エヴァイヤ』となる。
3つ目のロータス車両アーキテクチャーが、「プレミアム・アーキテクチャー」だ。ロータス史上初となるグローバルな自動車アーキテクチャーが、プレミアム・アーキテクチャーで、このプレミアム・アーキテクチャーが、新開発のライフスタイルビークルの基盤になるという。
このアーキテクチャーは、英国で設計されており、中国、スウェーデン、ドイツチームとの共同作業によってサポートされている。英国で生まれて、グローバルで成長させていくアーキテクチャーになるという。
4つ目のロータス車両アーキテクチャーが、「エレクトリック・スポーツカー・アーキテクチャー」だ。ロータス・エンジニアリングは、社内で「Eスポーツ」と呼ばれている新しいプラットフォームの開発を主導しており、これをベースとして、ロータスとルノー傘下のアルピーヌの新型車が登場する。この車台は、他のメーカーに供給する可能性もあるという。
◆0-100km/h加速3秒以下の性能を可能に

プレミアム・アーキテクチャーは、2889~3100mmのホイールベースに対応しており、将来さらに拡張される可能性がある。 C +セグメントからEセグメントまで、あらゆるタイプの乗用車に適応する。
また、蓄電容量92~120kWhのバッテリーが搭載でき、800ボルトの急速充電システムにも対応する。このプラットフォームで開発された新型車は、0~100km/h加速3秒以下の性能を可能にする、としている。