ホンダとGM、自動運転モビリティサービスを実証開始へ…日本での事業展開をめざす

地図作成車両
地図作成車両全 5 枚

ホンダとGMクルーズホールディングスLLC(クルーズ)、ゼネラルモーターズ(GM)の3社は、共同で展開予定の日本における自動運転モビリティサービス事業に向け、自動運転技術の技術実証を2021年9月中に開始すると発表した。

3社は今年1月、日本における自動運転モビリティサービス事業に向けた協業を行うことで基本合意。2021年中に、GMの『ボルト』をベースとした無人ライドシェアサービス試験車両を活用し、日本での技術実証開始を目指していくことを発表していた。

今回の技術実証では、栃木県のホンダ施設内に実証拠点を新設し、ホンダとクルーズが共同で開発作業に取り組む。

まず、自動運転車両がより安全に走行するための準備として、地図作成車両を用いた高精度地図を作成。準備が整い次第、自動運転車両『クルーズAV』により、栃木県宇都宮市・芳賀町での公道走行を通じて、日本の交通環境や関連法令などに合わせた自動運転技術を開発・検証する。

3社は共同開発している自動運転モビリティサービス事業専用車両『クルーズ・オリジン』を活用した事業の日本国内での展開を目指しており、その事業運営は、ホンダの日本におけるモビリティサービス事業運営子会社であるホンダモビリティソリューションズが担う予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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