[インストール・レビュー]音質にこだわったDAP…メルセデスベンツ CLA45S by サウンドステーション AVカンサイ宝塚店

Pro Shop インストール・レビュー メルセデス・ベンツ CLA45S (オーナー:竹松正彦さん) by サウンドステーション AVカンサイ宝塚店
Pro Shop インストール・レビュー メルセデス・ベンツ CLA45S (オーナー:竹松正彦さん) by サウンドステーション AVカンサイ宝塚店全 11 枚

トランクにはシンフォニ・クワトロリゴのパワーアンプ群を整然とレイアウトした竹松さんのCLA45S。サウンド面の要となっているのはフロントスピーカーにチョイスしたZRスピーカー。サウンドステーション AVカンサイ宝塚店が入魂の取り付けを実施した。

厳選した超高品質ユニット群を
トランクルームの各部にレイアウト

メルセデス・ベンツCLA45Sに対して高音質ユニットを厳選してインストールし、ハイファイ仕様の愛車を作り上げた。

トランクルームにはパワーアンプやDSPが整然とレイアウトされる。フロアに加えて前面のウォールまでを使ったデザインが見どころ。

ウォール面にはシンフォニ・クワトロリゴのA級アンプをビルトイン。存在感のあるヒートシンクなど個性的なデザインが光る。

メルセデス・ベンツCLA45Sのトランクスペースのフロア/前面ウォールをフルに使ってオーディオシステムをインストールし、大型パワーアンプをはじめとしたユニット群をスマートに納めた竹松さん。自分の耳を信じて選び抜いたユニット群を整然とレイアウトしたデザインも、このクルマのクライマックスのひとつになった。

前面ウォールにビルトインされているのはシンフォニ・クワトロリゴのA級パワーアンプであるPrestigio。この弩級アンプを2台並べてインストールするスタイルは圧巻。造形的にもかなり尖ったパワーアンプをウォールにビルトインするという大胆レイアウトは、このクルマのトランク内のイメージを決定付けている。
さらにフロアには同じくシンフォニ・クワトロリゴのA級・特別仕様であるEXPLORER1をビルトイン。その左サイドにはブラックスDSPを埋め込み取り付け。フラットに組まれたフロアも美しい。

いずれ劣らぬ高級ユニットを、美しくデザインしてインストールしたスタイルは見るものを圧倒する。トランクリッドを開けると目に飛び込んでくるこれらのユニット群が、オーナーが望んだ甘く艶やかなサウンドを奏でることになった。

ZRスピーカーラボの音色に惚れ込み
ハイエンドシリーズの3ウェイを導入

フロントスピーカーにはZRスピーカーラボのハイエンドシリーズであるエクストラヴァガンスのモデル群をチョイス。

Aピラーに加えドアミラー裏にミッドレンジ、ツイーターをインストール。ミッドレンジの存在感はコクピットの顔にもなる。

サブウーファーにはグラウンドゼロのGZPW Referenceをチョイス。フロントスピーカーにも似つかわしい質の高い低音を奏でる。

フロントスピーカーにオーナーが選んだブランドはZRスピーカーラボ。同ブランドの奏でる甘さを備えた豊かな音色が好みだったというオーナー。中でもハイエンドシリーズであるエクストラヴァガンスの3ウェイをチョイス。ピラーにミッドレンジ、ドア上部にツイーター、ドアにアウターバッフルでミッドバスをインストールする構成とした。いずれも力の入ったインストールが施され、ツイーターはドア上部にマウントをワンオフして設置。Aピラーのミッドレンジとの位置関係をベストにするべく計算された取り付けだ。

また同シリーズのミッドレンジはAピラーを大きく加工することで違和感なくビルトインしているのも見どころだ。そしてミッドバスはドア下部を大きく加工したアウターバッフルを作り付ける。純正イメージを大きく崩すこと無く、なおかつスピーカーロケーションを最適にするための工夫が込められている。

サブウーファーはグラウンドゼロのGZPW Referenceをインストール。リアシートのトランクスルーから振動板が顔をのぞかせる構造で、レスポンスの良い抑揚の効いた低音を響かせることができる。

音質のこだわった高級DAPを導入
コンペまでを見据えたシステムを完成

コクピットは上質感を大切にした取り付けを徹底した。ZRスピーカーのイメージをそこかしこに配置して見どころも満載。

ダッシュの一部にヘリックスのダイレクターを取り付ける。ドライバーが操作しやすく視認しやすいスペースを確保した。

DAPには高音質で定評のあるAKのSP2000をシステム。オーディオコンペまでを視野に入れた高音質再生にこだわった。

ZRスピーカーラボのスピーカーの奏でる音色に惚れ込んでサウンド作りを実施したオーナーの竹松さん。

フロントスピーカーにお気に入りの音色を奏でるZRスピーカーラボをチョイスしたオーナー。落ち着いたデザインで純正内装の高級感を損なわないこともインストール上のテーマとなった。コクピットは使い勝手の良さを十分に考慮して、ダイレクターの取り付け位置をドライバーが手を伸ばせば操作できる場所にこだわった。純正のクラスターパネルまわりを大きく加工すること無くダイレクターを取り付けているのもオーナーならではのこだわり。

音楽プレイヤーにはオーディオコンペなどでもてはやされるAKの高級DAPであるSP2000をチョイス。高音質再生で定評のあるDAPを用いることでシステム全体のサウンドを底上げ。オーディオコンペでも十分な戦闘力を備えたサウンドに仕上げている。

自分好みのサウンドを知るベテランオーナーが、お目当てのユニットを使ってフィーリングぴったりのサウンドを作り上げたこのクルマ。普段使いからコンペまでオールマイティに楽しめるオーディオカーを完成させた。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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《土田康弘》

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