ヒュンダイ初の「電動N」は最高600馬力へ...『アイオニック5 N』プロトタイプ

ヒュンダイ アイオニック5 N 市販型プロトタイプ スクープ写真
ヒュンダイ アイオニック5 N 市販型プロトタイプ スクープ写真全 11 枚

ヒュンダイはフルエレクトリック・クロスオーバーSUV、『IONIQ 5』(アイオニックファイブ)を2月にワールドプレミアしたが、そのハイパフォーマンスモデルとなる「アイオニック5 N」をスクープサイト「Spyder 7」のカメラが初めて捉えた。

【画像全11枚】

高性能ブランド「N」は、これまで「i30」、「i20」、「コナN」に設定。「コナN」はパフォーマンス部門初のSUVとなっており、「アイオニック 5」は電動モデル初の「N」となる。

アイオニック5は、アーキテクチャに「E-GMP」 (Electric-Global Modular Platform)を採用、58kWhと72.6kWhのバッテリーが用意される。4WDと組み合される上位モデルでは、システム全体で225kW(306ps)の出力、最大トルク605Nmを発揮、0-100km/h加速は5.2秒で駆け抜ける。

一方「N」では、起亜のフラッグシップ「EV6GT」にすでに採用されているデュアルモーター電気パワートレインを採用、これにより最高出力はベースモデルのほぼ倍となる600ps以上も噂されている。また電子式理ミッドスリップデファレンシャルを使用して4輪全てに動力を伝え、0-100km/h加速は3.5秒、最高速度260km/h(電子制御)のパフォーマンスを持つ。

捉えたプロトタイプは、一見ベースモデルと変わっていないが、フロントバンパーにワイドなエアインテークを備え、専用の大径ホイール、大型ブレーキなどを装備していることがわかる。

アイオニック5 Nのデビューは2022年内と予想され、開発責任者Albert Biermann氏のチームは、市販型ではハンドリングとドライブダイナミクスに重点を置くと語っている。

ヒュンダイ初の電動N誕生へ...『アイオニック5 N』市販型、最大600馬力を発揮!

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る