中山間地域における自動運転移動サービス 道の駅「赤来高原」で本格導入

道の駅「赤来高原」自動運転サービスの概要
道の駅「赤来高原」自動運転サービスの概要全 1 枚

国土交通省は9月21日、中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービスを、中国地方で初となる道の駅「赤来高原」(島根県飯南町)に本格導入すると発表した。

国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における生活の足を確保するため「道の駅」を拠点とした自動運転サービスの実証実験を、2017年度から全国18か所で実施してきた。

今回、技術面やビジネスモデルに関する実験結果を踏まえ、10月4日から道の駅「赤来高原」をベースに本格導入する。サービスの走行ルートは道の駅「赤来高原」~瀬戸山城登山口~福島邸(コミュニティスペース)~地元商店等~赤名駅~飯南町役場を1周する全長2.7km。

飯南町が運営主体で、運行は交通事業者に委託する。使用する車両はヤマハ発動機製で定員が6人。基本運賃は1回200円。ルート上には路面標示を設置し、地域の協力を得て自動運転車両が円滑に走行できるように周知を図る。

サービスについては、地域の意見や運行時期の特性などを踏まえながら、運行計画などを随時見直し、よりよいサービスを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る