ヒュンダイがポルシェに挑戦状を叩きつける…タイカン対抗、EVクーペ市販化へ

ヒュンダイ アイオニック6 市販型プロトタイプ スクープ写真
ヒュンダイ アイオニック6 市販型プロトタイプ スクープ写真全 25 枚
ヒュンダイは9月、高性能EV4ドアクーペ『プロフェシー・コンセプト』を発表したが、その市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

捉えたプロトタイプは、ボディ全体をマスキングしておりディティールは不明だ。しかし生産型では、バッテリーパックやトランクスペースのために、フロントとリアのオーバーハングが伸びている様子が伺える。また観音開きドアが通常のドアへ、AピラーやBピラーも装備されているほか、サイドミラーも電子ミラーから従来のものへ変更されていることがわかる。さらに巨大なホイールは、より空力的なデザインの小さなものが装着されている。

サイドでは、ドア部分を厳重にカモフラージュしており、フラッシュドアハンドルが採用される可能性が高いだろう。後部では、低い位置に配置されたLEDテールライトを確認、カバーのジッパーはリアクォーターウィンドウからリアバンパーを横切ってテールライトの下まで走っている。おそらくトランクを開くことができるようデザインされているのだろう。

キャビン内の画像はないが、フローティングセンターコンソール、デジタルインストルメントクラスタ、ワイドスクリーン・インフォテインメントシステムなどが期待できる。

EVスペックは、73kWhのバッテリーバックと2つの異なるパワートレインを備える。1つは最高出力218psを発揮するシングルモーターによる後輪駆動モデルで、もう1つは最高出力313psを発揮するデュアルモーターパワートレインだ。また航続は300マイル(483km)を超えてくると思われる。

市販型では、「E-GMP」プラットフォームを採用。「アイオニック 6」の名称が与えられ、ワールドプレミアは2022年後半、市場ではポルシェ「タイカン」を標的にするはずだ。

ポルシェ タイカンへの刺客...ヒュンダイ次世代EV4ドアクーペ、「プロフェシー・コンセプト」市販化へ!

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る