メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は10月6日、メルセデスベンツ乗用車の2021年1~9月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は161万7508台。前年同期比は3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
全販売台数161万7508台のうち、メルセデスベンツブランドは159万0832台を販売した。前年同期比は2.7%増とプラスに転じている。
メルセデスベンツブランドの2021年1~9月の市場別実績では、欧州が52万8180台を販売した。前年同期比は3.5%減と、2年連続で前年実績を下回った。このうち、地元ドイツも、20.1%減の15万2514台と、減少傾向にある。
一方、米国は1~9月、21万5776台を販売し、前年同期比は9.6%増とプラスに転じた。アジア太平洋地域は78万8713台で、前年同期比は5.6%増と引き続き伸びた。このうち、中国は59万2203台。前年同期比は4%増とプラスを維持した。
日本は1~9月、4万0699台を販売し、海外メーカーの輸入車ブランドの首位を維持した。前年同期比は、0.1%増と2年ぶりに前年実績を上回った。
メルセデスベンツ乗用車の2020年世界新車販売台数は、220万2578台。前年比は10.3%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、10年ぶりに前年実績を下回っている。