ルノー、EV向けバッテリー素材の調達でフィンランド企業と合意…次世代ラインナップ拡大へ

ルノー5(サンク)プロトタイプ
ルノー5(サンク)プロトタイプ全 3 枚

ルノーグループ(Renault Group)は10月8日、フィンランドのテラフェームから、EV向けバッテリー素材の硫酸ニッケルを調達することで合意した、と発表した硫酸塩。

【画像全3枚】

この合意により、ルノーグループはテラフェームから、年間最大15GWhの硫酸ニッケルを調達する。これにより、次世代のEVラインナップを拡大していく。

ルノーグループは2025年までに24の新型車を発売し、その半分はC/Dセグメント車とする。また、少なくとも10車種はフルEVとする計画で、2025年までに電動化の分野におけるリーダーを目指す。

ルノーグループは、フランス北部を「ルノーエレクトリシティ」と位置づけ、EV向けの高性能でリサイクル可能なバッテリーの生産を加速している。

テラフェームの生産プロセスでは、硫酸ニッケルの生産に使うエネルギーを、業界平均よりも約90%削減した。さらに、テラフェームの生産プロセスでは、鉱山から素材を取り出し、バッテリーを生産するまで、ひとつの拠点で完了する。これらの独特でエネルギー効率の高い生産システムにより、持続可能性を追求している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る