観光バス? キャンピングカー? いえモーターホームです…アソモビ2021

アソモビ2021:キャンピングカーではなくモーターホーム
アソモビ2021:キャンピングカーではなくモーターホーム全 9 枚

アソモビ会場で巨大な観光バスのようなクルマを発見した。海外にはトラックやバスをベースとした大型キャンピングカーがあるが、これもその一種かと思って聞いてみた。

【画像全9枚】

熊本県のWOT’Sという会社が持ち込んでいたのは「TIFFIN ALLEGROシリーズ」という大型バスのような車両。全長9.9メートル。全幅2.49メートル。高さ3.56メートル。完全に大型バスサイズだが、全長10メートル、全幅2.5メートルの大型バスではないという。そのため中型免許で運転ができるモーターハウスだ。中型免許は、昭和や平成の早い段階までに普通免許を取得していれば自動的に付与される区分でもある。エンジンは日産『タイタン』に搭載されるカミンズISV 5Lエンジンだ。

TIFFINというアメリカのモーターハウスメーカーの車両だ。クイーンサイズのベッドが横向きに入るベッドルーム、クローゼット、広いリビングダイニングキッチン。それにシャワーブースつきのバスルーム。電子レンジ、大型テレビ3台。大型冷蔵庫や洗濯機が完備されている。とにかくサイズが大きいので、リビングもソファとテーブルでいっぱいということはなく部屋としての一定の広さを持っている。天井も高いので180cm以上の身長でも頭がつかえるようなことはない。

老後は夫婦でキャンピングカーで好きなところを移動しながら、という夢を抱いている人がいるが、どうせならキャンピングカーといわず、モーターハウスで家ごと移動するのはどうだろうか。
意外と盲点なのはペットといっしょにキャンピングカーでおでかけしたいときだ。自分でキャンピングカーを所有していればまったく問題ないが、レンタルする場合、ペット禁止……

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  5. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る