スーパーセミバケット「ガイアス」、16年ぶりのフルモデルチェンジ…ブリッド

ガイアスIII
ガイアスIII全 10 枚

ブリッドは、スーパーセミバケットシートのフラッグシップモデル「ガイアス」シリーズを16年ぶりにフルモデルチェンジ、「ガイアスIII」を11月1日より受注開始する。

ガイアスIIIは、新設計の高剛性スチールフレームおよびモノコックシェルを採用する。モノコックシェルは「ストラディアIII」のモノコックシェルデザインをベースに、「ディープショルダーサポート&ハイサイドサポート」をコンセプトに新開発。フレームの引っ張り強度は200%、全体強度は40%、バックレスト強度は15%アップと、従来モデルに比べて飛躍的に強度を高めた。

また、使い勝手を重視して新開発したリクライニング機構を採用。バックラッシュ(遊び)はさらに微量になり、フルバケットの背もたれに身体を預けた体感により近づいている。従来モデルではダイヤル式だった背もたれ角度調整はレバー式に変更。狭い車両でも操作しやすい形状になり、利便性、耐久性の向上や省スペース化に寄与している。

座面裏のシェルには、モータースポーツとサーキット走行に必須の股下ベルトホールを新設した。ベルトの動きを抑えるためにストラディアIIIに比べてベルトホールの大きさを縮小し、より安全にサーキット走行を楽しめる。

ガイアスIII(スタンダード・スーパーアラミド・グラデーションロゴ)ガイアスIII(スタンダード・スーパーアラミド・グラデーションロゴ)

座部・腿部は専用設計の高密度発泡モールドウレタンを採用。フラット座面に均等に面圧がかかるため、ホールド性と疲労を軽減し、へたりにくく耐久性にも優れている。腿部クッションは、厚みのある「スタンダードクッション」と、膝裏の厚さを3分の2に抑えた「ロークッション」の2タイプから選択可能。シート前方が持ち上がりハンドルと腿のスペースが少なくなる車種の場合は、「ロークッション」タイプがおすすめだ。

またブリッドの特許技術「ローマックスシステム」に対応。シートシェル下面凹部にシートレールを配置させることにより、狭い座席スペースでもローポジション化を実現する。ローマックスシステム専用シートレール(LRタイプ)を設定している車種の場合は、これを使用することにより、シート=ハンドルセンター化とローポジション化が可能となる。

ガイアスIII(ロー・FRP・ブラック)ガイアスIII(ロー・FRP・ブラック)

価格は21万4500円から27万5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る