JR東日本が優等列車のグリーン料金を値上げ…301-400kmは据置き 2022年春

E261系『サフィール踊り子』ではプレミアムグリーン車やグリーン個室の料金も値上げとなる。
E261系『サフィール踊り子』ではプレミアムグリーン車やグリーン個室の料金も値上げとなる。全 7 枚

JR東日本は10月26日、新幹線や在来線特急のグリーン料金を2022年春に改定すると発表した。

現行の料金はもともと、東北新幹線が八戸まで延伸した2002年12月に利用促進を図るために値下げを行なった時の額を基本としたもので、JR東日本では「一部の営業キロ帯を除き、JR6社共通のグリーン料金(JR各社にまたがる場合のグリーン料金)と同等の水準に改定します」としている。

対象は新幹線のグリーン車、グランクラス、在来線特急のグリーン車、『サフィール踊り子』のプレミアムグリーン車とグリーン個室で、北陸新幹線についてはJR西日本区間の上越妙高~金沢間にも適用される。

ただし、在来線特急でJR他社と跨る区間を利用する場合や、東武鉄道の100系『スペーシア』で運行する『スペーシアきぬがわ』などの個室(JR線内はグリーン個室扱い)、E655系で運行する『なごみ(和)』、E001形で運行する『TRAIN SUITE 四季島』は適用外となる。

通常のグリーン料金については301~400km帯で現行の4190円が据え置かれる。また601~700km帯ではJR他社の料金より廉価となる。現行で2100円均一となっている『成田エクスプレス』では700円アップの2800円となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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