電動化してはいけない!! 第1位は日産 GT-R…発表【48時間アンケート】

日産GT-R
日産GT-R全 8 枚

「カーボンニュートラル」がトレンドで、自動車は電動化される。はい、そうですね。で終わってしまうのも見識がなさすぎる(?)ので、この車は電動化してはいけない、というものをレスポンス読者にアンケートで尋ねた。得票数1位は日産『GT-R』となった。

フルモデルチェンジせず、毎年の年次改良で熟成の度を増しながら生産が続けられている、日本が世界に誇りうるスポーツカーがGT-Rだ。2位は僅差でマツダ『ロードスター』。スポーツカーの本質、あるいは車の本質を「内燃機関」に求める読者は多い。

3位はトヨタ『ランドクルーザー』。「電動化した時点でランドクルーザーではなくなる」とのコメントもあった。ランドクルーザーと合算したが、「ランドクルーザー70」とした人もいた。“ナナマル”はランクルのヘビーデューティ向けだ。ガソリンが燃料として重宝された理由に可搬性、保存性、エネルギー密度に優れていることがあり、つまりジェリカン積んで砂漠を突っ切って行くように、クロスカントリーと内燃機関は相性がいいはずだ。もっとも、アンケート結果ではランクル以外のSUVは上位に来なかったので、そういった理解は読者の間では希薄なようだ。

4位は日産『フェアレディZ』。淑女もいまや内燃機関の車として認識されているのだ。マツダのロードスターは電動化して欲しい車種でもランキング上位に来たが、電動フェアレディZは票が少なかった。続いて電動化してはいけない5位はスバル『レヴォーグ』で、これは電動化希望でも上位。スバル・レヴォーグスバル・レヴォーグ

内燃機関で残して欲しい車の6位はケーターハム『スーパー7』とスズキ『ジムニー』がタイ。スポーツカーと内燃機関とは切っても切れない。いっぽう電動化してはいけない車は「ない」とし、「電動化してもパワーやハンドリング、人馬一体感など、ドライバビリティや運転する楽しさは担保できるはず」とコメントした人もいた。ケーターハム・セブン170ケーターハム・セブン170

電動化してはいけない車名ではなくブランドを挙げた人もいて、フェラーリ、ランボルギーニ、ハーレーダビッドソンなど。ただ、フェラーリもランボルギーニもすでにハイブリッドをラインナップしており、ハーレーは電動バイクを商品化している数少ないメーカーだ。

以上が、こいつはCO2と騒音をまきちらしながら生き延びろ、周囲の人が眉をひそめるなら、それが存在意義だ、と読者が考えるクルマだ。

レスポンス読者が、電動化すべきだと思う車種で、得票数がいちばん多かったのは……
これからどうなるEV/PHEV? 自動車工業会の豊田章男会長は、急速なEV普及は、国内約550万人の雇用に影響を及ぼすとし、また現在の電源構成比では火力発電の……

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る