ブロードリーフ、自動車整備業向けクラウドサービスを機能拡張

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自動車アフターマーケットを中心にITソリューションを展開するブロードリーフは10月26日、整備事業者向けクラウドサービス「Maintenance.c」の機能を拡張、本格リリースするとともに、鈑金業向けサービス「Repair.c」をリリースした。

Maintenance.c(メンテナンスドットシー)は、インターネットブラウザ上で顧客・車両管理・伝票発行・申請書類作成ができる、自動車整備業向け業務支援システムだ。

クラウドベースのデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform(ブロードリーフ・クラウド・プラットフォーム)」上で稼働する、自動車アフターマーケット事業者向けクラウドサービス「.c シリーズ」のひとつ。シリーズ第一弾として2018年に、スタートアップ企業向けに提供を開始した。

Maintenance.cはこの度の機能拡張により、指定工場、認定工場、およびトータルショップと呼ばれる整備、鈑金、車両販売、カー用品販売などを一手に担う業態の事業者など、幅広いユーザーのが利用できるようになった。

Repair.c(リペアドットシー)もBroadleaf Cloud Platform上で稼働する自動車鈑金事業者向けクラウドサービスだ。鈑金、軽鈑金伝票作成や工程管理など、自動車鈑金業務のおもな機能を搭載している。

Maintenance.cMaintenance.cMaintenance.cとRepair.cは、自動車整備事業者および自動車鈑金事業者の業務効率の向上とビジネスチャンスの創出、および変革の機会を提供することを意図する。開発コンセプトは以下の3つ。

●業務改革……操作性を向上した直感的に操作できるUI/UX、および外部パートナー企業とのAPIによるアライアンス連携で、業務効率化および簡素化をめざす。

●顧客とのデジタル接点……CRM(顧客管理)機能を強化。SMSやチャットサービスとの連携のほか、車検や点検のウェブ予約管理や、電子クーポンの配布等、集客支援機能を搭載した。また、顧客の整備・点検・修理の履歴データに応じたアプロ―チ機能を活用し、新たな顧客接点創出を意図する。

●プラットフォームによるビジネス変革……クラウドサービスである利点を生かし、EDI(電子データ交換)取引をはじめ、プラットフォーム上の企業との連携が可能。蓄積されたビッグデータで新たなビジネス拡張が期待できる。
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《高木啓》

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