「空飛ぶバイク」がデモフライト…価格7770万円で受注開始

XTURISMO リミテッドエディション
XTURISMO リミテッドエディション全 2 枚

A.L.I.テクノロジーズは10月26日、富士スピードウェイにて、実用型ホバーバイク『XTURISMO リミテッドエディション』発表会を開催。有人走行パフォーマンスを実施した。

A.L.I.が開発するXTURISMO リミテッドエディションは、空間を走行する、今までにない新しい体験を提供するエアモビリティ。インフラ等の整備が不完全な場所の移動など、幅広い分野での活用が期待されるエアモビリティの新たなアイコンとして、プロダクトの第一歩である限定デザインモデルとしてリリースした。

XTURISMO リミテッドエディションは全長3.7×全幅2.4×全高1.5mで重量は約300kg。4基の回転翼を内燃機関+電動で駆動。30~40分の航続時間を実現している。

発表会では、XTURISMO リミテッドエディションの有人走行パフォーマンスおよび販売予定デザインモデルの展示、リアルタイムレンダリング技術による「空の道」公開、京セラによるXTURISMOの走行感覚を体験できるVR機体を展示した。

A.L.I.の片野大輔社長はプレゼンテーションの中で「ホバーバイクの災害時の緊急時利用を可能にすると同時に、平時でのエンターテインメント利用を促進する。社会実装のために、まずはレギュレーション策定のための材料や社会的受容性を高める必要性を感じているが、社会貢献性のある産業として育てていく」と今後の意気込みを語った。

XTURISMO リミテッドエディションの価格は7770万円。200台限定で受注を開始した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る