ホンダは10月28日、2021年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界生産台数は前年同期比6.2%減の197万8792台、年度上半期としては東日本大震災のあった2011年以来、10年ぶりの200万台割れとなった。
前年同期はコロナ禍により大幅減となったため、世界生産台数は6.2%減にとどまっているが、コロナ禍前の2019年度上半期(262万0683台)との比較では24.5%減となる。
海外生産は北米では増加したものの、中国を含むアジアで減少し、同3.9%減の170万7742台で3年連続のマイナス。国内生産も同18.4%減の27万1050台で、2年連続のマイナスとなった。
国内販売は、同5.2%減の26万6849台で2年連続のマイナスだった。登録車は同8.7%減の12万3969台、軽自動車も同2.0%減の14万2880台、ともに2年連続のマイナスとなった。
輸出は同38.3%減の3万1102台で、3年連続のマイナスとなった。