マツダは10月28日、2021年度上半期(4~9月)の生産・販売状況(速報)を発表。世界生産台数は同2.4%減の46万5699台で4年連続のマイナスとなった。
前年同期はコロナ禍により大幅減となったため、世界生産台数は2.4%減にとどまっているが、コロナ禍前の2019年度上半期(72万5286台)との比較では35.8%減となる。
国内生産は同14.3%増の31万1739台で2年ぶりプラス。海外生産は同24.7%減の15万3960台で4年連続のマイナスとなった。
世界販売台数は、前年同期比14.1%増の66万0197台となった。国内販売は同19.2%減の5万9596台で3年連続のマイナス。登録車のシェアは1.1ポイントダウンし、3.5%となった。海外販売は同19.0%増の60万0601台。中国は同23.6%減と落ち込んだが、米国が同40.1%増、欧州が同29.9%増と好調だった。
輸出は北米、欧州、オセアニア向けなどが増加し、同28.9%増の27万9981台。2年ぶりのプラスとなった。