マルチスズキが13%減益、半導体不足の影響 2021年1-9月期決算

スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)
スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)全 5 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は10月27日、2021年1~9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、1~9月期の売上高は5905億5100万ルピー(約8975億円)だった。前年同期の3855億2500万ルピーに対して、53.2%増と伸びた。

一方、1~9月期の純利益は、208億2200万ルピー(約316億円)だった。前年同期の241億3900万ルピーに対して、13.8%の減益となっている。

マルチスズキによると、減益となったのは、鉄鋼、アルミ、貴金属などの素材の価格が、前例のないほど上昇したため。コスト削減によりコスト増を抑える努力を払い、顧客への影響を最小限に抑えたという。

また、半導体などの電子部品の不足のため、2021年7~9月の生産台数は、当初計画に対して、約11万6000台減少した。9月末時点で20万台以上のバックオーダーがあり、納車を迅速化するために取り組む、としている。

《森脇稔》

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