ホンダ アコードワゴン に シビックタイプR の306馬力エンジン…SEMA 2021に出品へ

ホンダ「Fifteen52プロジェクト96アコードワゴン」
ホンダ「Fifteen52プロジェクト96アコードワゴン」全 8 枚
ホンダの米国部門は、11月2日(日本時間11月3日深夜1時)に開幕するSEMAショー2021において、1996年式『アコードワゴン』に、『シビック・タイプR』のエンジンを載せたワンオフモデルを初公開する。

このワンオフモデルは、「Fifteen52プロジェクト96アコードワゴン」と命名された。1990年代に、全日本ツーリングカー選手権で活躍した『アコード』をモチーフに、白、オレンジ、赤、緑の「JACCS」カラーで仕上げられた。また、日本仕様のヘッドライトや、当時のレーシングカーのエアロミラーのレプリカも採用している。

ホンダの米国モータースポーツ部門のホンダパフォーマンスディベロップメント(HPD)は5月から、シビック・タイプR用のエンジンを一般向けに販売している。公道走行は不可で、入門レースなどのモータースポーツ参加者向けに販売されている。シビック タイプR用のエンジンは従来、ホンダが米国でモータースポーツに参戦するチームなどに向けて販売してきた。このシビック・タイプR用のエンジンの販売を、一般向けに拡大したことにより、入門レースなどに参加するユーザーなどが、タイプR用のエンジンを購入することが可能になった。

シビック タイプRのパワートレインは、「K20C1」と呼ばれる2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」。北米仕様の場合、最大出力306hp/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500~4500rpmを引き出す。HPDが販売するエンジンには、エンジンブロック、オルタネーター、ターボチャージャー、スターターモーターが付属する。「コントロールパッケージ」には、HPDが開発したECU、エンジン換装用ハーネス、アクセルペダルが含まれている。使いやすさを重視して開発されたHPDのECUは、さまざまな車両に簡単に搭載できるように設計されているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る