BMWグループ、純利益は4.7倍に 2021年1-9月期決算

BMW X3 改良新型
BMW X3 改良新型全 7 枚

BMWグループ(BMW Group)は11月3日、2021年1~9月の決算を発表した。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の売上高は、828億3100万ユーロ(約10兆8865億円)だった。前年同期の695億0800万ユーロに対して、19.2%増とプラスに転じた。

また、1~9月期の純利益は、102億0700万ユーロ(約1兆3415億円)だった。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響を受けた前年同期の21億7700万ユーロに対して、およそ4.7倍の増益となっている。

大幅な増益となったのは、新車販売が回復したのが要因。2021年1~9月のBMWなど3ブランドの世界新車販売台数は193万2224台。前年同期比は18.0%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数193万2224台のうち、BMWブランドの1~9月実績は170万3068台。前年同期比は19.3%増とプラスに転じた。

グループ全体の1~9月の市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比18.2%増の83万2918台と好調を維持した。このうち、中国の1~9月実績は、前年同期比19.6%増の66万9637台と過去最高だった。日本は1~9月、2万7928台を登録した。前年同期比は11.6%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。

米国は1~9月、前年同期比33.1%増の26万5683台と2年ぶりに前年実績を上回った。欧州は、前年同期比11.8%増の72万4933台とプラスに転じた。このうち地元ドイツは、1.4%増の20万4842台と回復している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る