新型コロナ1年3か月ぶり死者ゼロ、「Go Toトラベル」再開へ拍車[新聞ウォッチ]

飲食店が通常の時間帯で営業を再開した東京(有楽町、10月25日)
飲食店が通常の時間帯で営業を再開した東京(有楽町、10月25日)全 2 枚

「本当なのか? 」と、つい疑ってしまう人も少なくないだろう。クライマックスシリーズで、3位の巨人が2位阪神に逆転勝ちし、最終ステージに進出を決めたことではない。11月7日の国内で新型コロナウイルス感染症による新たな死者の報告はなく、昨年8月2日以来、約1年3カ月ぶりにゼロとなったそうだ。

ワクチン接種の進展や治療薬の普及が要因と考えられるが、新たな感染者も全国で162人。ピーク時は1日に5000人を超えていた東京も21人と激減しているという。

こうした中、経済再生へのアクセルも加速しそうだが、朝日が実施した全国世論調査によると、岸田内閣が検討を進める観光支援事業「Go Toトラベル」再開の是非について、「賛成」が52%で、「反対」39%を上回ったという。年代別では、18~29歳が62%、40代も57%が賛成するなど、現役層では賛成が高めだった一方、70歳以上では賛成43%、反対40%に割れている。

また、感染の再拡大を「心配している」人は「大いに」28%、「ある程度」57%を合わせて85%。さらに、この年末年始に帰省や旅行の計画については、「計画している」が18%、「計画していない」が80%と依然として慎重派が多数をしめていたという。

2021年11月8日付

●トヨタ新型ハチロク、スバルと共同開発(読売・4面)

●GoTo再開「賛成」52% 感染拡大「大いに心配」28%に減、本社世論調査(朝日・3面)

●鉄道の凶行「密室」のリスク、京王線殺傷事件、通報装置・ドアコック難しい対応(朝日・34面)

●「脱炭素≠EV」トヨタの選択、再考エネルギー(毎日・2面)

●コロナ死者ゼロ、1年3か月ぶり(産経・21面)

●半導体国内生産に補助金、政府が法整備、TSMC、第一号認定へ(日経・1面)

●「車が事故通報」じわり普及、新たな標準装備期待(日経・34面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る