札幌冬の風物詩「雪ミク電車」、今冬は中止 市電の人身事故を受けて

2018~2019年に運行された「雪ミク電車」。幌南小学校前停留場付近。2019年1月25日。
2018~2019年に運行された「雪ミク電車」。幌南小学校前停留場付近。2019年1月25日。全 1 枚

札幌市電を運営する札幌市交通事業振興公社は11月11日、毎冬恒例だった「雪ミク電車」の運行を今シーズンは中止すると発表した。

「雪ミク電車」は音楽制作ソフトの開発・販売などを行なっているクリプトン・フューチャー・メディア株式会社(札幌市中央区)が開発したバーチャル音源とそのキャラクターである『初音ミク』のイメージをラッピングした電車で、2011年に登場。以来、毎シーズンデザインを変えながら札幌の冬の風物詩として定着し、毎年11月から運行されていた。

しかし、10月11日に運転士の不注意により市電の車両が自転車と接触する人身傷害事故が発生したことから「現在も関係機関による事故調査中であること等を鑑み、現状では『雪ミク電車』運行事業は適当ではない」と判断し、今冬の運行を取りやめることになった。

札幌市交通事業振興公社では事故について深く反省し、被害者の早期の回復を祈願するとした上で「楽しみにしていただいていたファンの皆様、関係者の皆様には深くお詫びするとともに、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます」とコメントしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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