「走りながら自動充電」で航続距離アップ、ブリヂストンの新電動アシスト自転車

ブリヂストン TB-1
ブリヂストン TB-1全 8 枚

ブリヂストンサイクルは、「走りながら自動充電」で航続距離をアップした電動アシスト自転車『アルベルトe』『カジュナe』『ステップクルーズe』『フロンティアデラックス』『TB1 e』2022年モデルを発売する。

同社が実施した調査によると、感染症対策などのため、コロナ禍後に自転車通勤を始めた人の平均通勤時間は、コロナ禍前から行っていた人と比べて約2倍に長時間化。充電の手間の軽減や、長距離の通勤時のバッテリー切れを回避したいという顧客ニーズが高まっている。

走りながら自動充電は、走行中にペダルを止める、または左ブレーキをかけるとモーターの制動力を利用して自動で回復充電する機能。自転車がユーザーの走行中の減速意図を認識し、違和感のない制動力で賢く効率よく発電し、走行距離を伸ばす。下り坂では従来、自動回復充電機能による制動力が一定でしたが、今回の仕様変更により、下り坂が一定時間継続した場合、制動力を上昇させ充電する電力量を増加。2022年モデルから1回の充電で走る航続距離がパワーモードで62km、エコモードで200kmと従来品比53%アップを実現した。長距離利用に対応し、バッテリー切れの不安を減らしたほか、充電回数が従来比で減少したことで充電する手間の軽減や、省エネルギーにも貢献する。

価格はアルベルトeが16万1000円。カジュナe、ステップクルーズe、TB1 eが各15万2000円。フロンティアデラックスが14万7000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る