英トライアンフは新型車や特別仕様、さらにプレビューも…EICMA 2021出品予定

EICMA 2021出品予定:トライアンフ・スピードトリプル1200RR
EICMA 2021出品予定:トライアンフ・スピードトリプル1200RR全 11 枚

イギリスのモーターサイクルメーカー、トライアンフは11月17日、世界最大規模のモーターサイクル展示会であるEICMA:ミラノモーターサイクルシュー2021での展示予定概要を発表した。スタンドは従来のショーからは一新され、10車種の新型車や特別仕様が並ぶという。

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注目すべきは、新しい『スピードトリプル1200RR』だろう。エレガントでレトロなラインと、精密なカーボンの部品は要確認だ。トライアンフの本拠地、ヒンクリーの技術陣が完璧に仕上げた、カフェレーサー・スタイルのストリートスポーツだ。

『トライデント660ロードスター』は商業的成功を収めたが、このマシンで初めて採用された気筒プラットフォームを用いて、デュアルストリートロードスター『タイガースポーツ660』が登場する。“トリプル”エンジンに典型的な楽しさの展開にも、ミラノに来た人は注目するだろう。

エレガントな「ボンネビル・ゴールドライン」レインジは、すべて職人の手作業で仕上げられた塗装やパーツの仕上げによって、幅広いバリエーションを見せる。モデル名で言うと『ボバー』、『T100』、『T120』、『スクランブラー1200XE』および『ストリートスクランブラー900』だ。

さらに、ヒンクリー発のアイコニックな3車種に触れることもできる。イーストロンドンの都市文化に触発されたカリスマ的な『ストリートツインEC1』、ロードレースの黎明期を記念するパフォーマンスモデルの『スラクストンRSトンナップ』、そして記録を量産する爆発的な性能のクルーザー『ロケット2R 221』だ。

特筆されるのは試作段階にある新型『タイガー1200』のプロトタイプが初めて一般公開されることだ。市場セグメントにおいて、ハンドリングとドライビングプレジャーについて新しい領域を切り開くことが開発目標だそうだ。アドベンチャーシリーズの将来のフラッグシップとの最初の接触機会はイタリアで用意されている。

《高木啓》

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