GM、EV技術を船舶に拡大…バッテリー式駆動システム開発へ

GMCハマーEVの「アルティウム」車台
GMCハマーEVの「アルティウム」車台全 4 枚

GMは11月22日、EVテクノロジーを船舶の分野に拡大することを目的に、Pure Watercraft社の25%の株式を取得した、と発表した。

Pure Watercraft社は、米国ワシントン州シアトルに本拠を置く。同社のゼロエミッション船外機の「Pure Outboard」は、最大出力50hpのモーターを搭載する。環境汚染を低減しながら船舶のパフォーマンスを向上させ、従来のシステムよりも維持コストを抑えているという。

GMは、2025年までに北米のEV市場におけるリーダーになるために、EVや自動運転車の技術に350億ドルを投資している。GMとPure Watercraft社の今回のコラボレーションは、将来の世代のためにゼロエミッションモビリティを拡大することで持続可能性を追求するというビジョンを共有し、EVの普及に必要なアプローチを反映しているという。

両社のコラボレーションでは、Pure Watercraft社のゼロエミッション船外機技術に、GMのエンジニアリングやサプライチェーン、製造面などのノウハウを組み合わせる。両社は、GMの技術をさまざまなアプリケーションに組み込みながら、船舶業界の電動化を加速するバッテリー式の船舶駆動システムを開発・商品化していく。

なお、両社のコラボレーションから生まれる製品は、後日発表される予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る