ポルシェ マカンEV、市販時に車名が変わる? 最新プロトタイプでデザインをチェック

ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 42 枚

ポルシェは、エントリー・クロスオーバーSUV『マカン』次世代型、及びフルエレクトリックモデル『マカンEV』(仮称)を開発しているが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

同社初のフルEV「タイカン」とともに現れた2台のプロトタイプは、ボンネット両サイドのライトにステッカーが貼られている。これはLEDデイタイムランニングライトで、その下部のバンパー内に配置されているクラスターがメインヘッドライトの可能性がある。

ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)

リヤクォーターウィンドウ、およびDピラーを完全にカモフラージュしているが、テールゲートのラインから判断すると、かなり傾斜したルーフラインを持ち、よりスポーティなボディシルエットが予想される。

また後部では、より多くのダウンフォースを生む格納式アクティブリヤスポイラーが初めて起動しているほか、ダミーのエキゾーストパイプを装備。足まわりには21インチとみられる大径ホイールが装着されている。

内部では、デジタルインストルメントクラスター、ドライバー近くに配置された大型のインフォテイメントタッチスクリーン、ポルシェのクラシックな3スポークステアリングホイールなどが見てとれる。

ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカン次期型プロトタイプ(スクープ写真)

市販型では、ポルシェとアウディが開発したEV専用「PPE」(Premium Platform Electric)アーキテクチャを採用、アウディ『Q6 e-tron』や『A6 e-tron』をはじめ、今後の両ブランドから登場するEVモデルに流用される。PPEベースのEVモデルは、後輪ステアリング、エアサスペンション、トルクベクタリングに対応。『タイカン』や『e-tron GT』のように350kWの充電をサポートする。

マカンEVの仕様の詳細は明かされていないが、800V技術を特徴とする2つのバッテリー容量が設定され、高出力のフラッグシップ「ターボS」を含むいくつかのバージョンで提供されると予想される。またタイカンと比較して航続が大幅に向上すると見られている。

マカンEVは2022年に発表予定で、ICEモデルが2024年に廃止されるまで併売される。また市販型ではICEモデルと差別化するため、新ネームが与えられる可能性がありそうだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  3. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  6. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  7. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  8. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  9. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  10. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
ランキングをもっと見る