日産の次世代クロスオーバーEV『チルアウト』、市販版を英工場で生産へ

NISSAN Chill-Outとアシュワニ・グプタ最高執行責任者(左)/内田誠社長(右)
NISSAN Chill-Outとアシュワニ・グプタ最高執行責任者(左)/内田誠社長(右)全 8 枚

日産自動車の欧州部門は12月1日、英国サンダーランド工場において、次世代クロスオーバーEVコンセプト 『チルアウト』(Nissan Chill-Out)の市販バージョンを生産すると発表した。

写真:日産 チルアウト

チルアウトは、「日産アンビション2030」に合わせて発表された4台のEVコンセプトの中の1台。モダンで滑らかなデザインの中に、先進安全技術を搭載し、ドライビングと、使い勝手の良い快適な室内空間を実現する新しいモビリティを目指している。

チルアウトは、ルノー日産三菱アライアンスの「CMF EV」プラットフォームをベースにする。新しい4輪制御技術の「e-4ORCE」も採用する。e-4ORCEでは、前後に合計2基の電気モーターを搭載しており、それぞれのトルクを個別にコントロールすることができる。加速時のトラクション性能をはじめ、減速時には前後モーターそれぞれで回生量を調整し、ブレーキ時の車両の沈み込みを減少させるなど、車体の揺れを抑える制御を行う。

また、コーナリング時は、前後のトルク配分を適切に調整するとともに、4輪のブレーキを個別に制御する。これらの制御によって、雨天や雪道などさまざまな道路環境下においても、安全性を追求している。

日産は、このチルアウトの市販バージョンを、英国サンダーランド工場で生産する。同工場に最大4億2300万ポンドを投資し、生産準備を整える。グローバルカーとして設計され、欧州市場にも輸出される。最大で年間10万台の生産を計画している。

NISSAN Chill-Out コンセプトカーNISSAN Chill-Out コンセプトカー
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《森脇稔》

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