テスラユーザーが殺到している「調音施工」BAM シートの効果とは

テスラユーザーが殺到している「調音施工」BAM シートの効果とは
テスラユーザーが殺到している「調音施工」BAM シートの効果とは全 15 枚

テスラの売れ筋モデルである『モデル3』。静粛性が高いだけにかえってノイズが気になってしまう。そこで現行型(上海製造モデル)に対してFOCAL PLUG&PLAY(フォーカル・プラグアンドプレイ)ストアで「調音施工」を実践。制振・防音処理による効果を体験することにした。

テスラ・モデル3をさらに上質にする
制振・防音処理を実施して効果を検証

テスラユーザーが殺到している「調音施工」BAM シートの効果とはテスラユーザーが殺到している「調音施工」BAM シートの効果とは

近年急速にその数を増やしているEV。中でもテスラ・モデル3は世界的にも販売台数を伸ばし、EVを思い浮かべたとき真っ先に名が挙がるクルマと言えるだろう。さて、エンジン車と比べたときEVに期待されることのひとつは静粛性の高さだ。しかし、だからこそよりロードノイズなどの雑音が気になってしまうことも否めない。

そこで今回はテスラ・モデル3に制振・防音処理を施して、どこまで静かになるのかを検証してみることとした。今回は千葉県木更津市にあるフォーカル・プラグ&プレイ本店にて、上海製造のモデル3の検証を行う。モデル3は先頃、日本向けモデルを従来のアメリカ生産車両から上海での生産車両に変更した。こちらの新しいモデル3は、従来モデルよりも静粛性が高いと言われている。その点も踏まえて、制振・防音処理はどこまで効果を発揮できるのだろう?

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オーディオメーカーのフォーカルが開発した
制振・防音素材を用いてハイクオリティに処理

モデル3へ行った制振・防音処理は、ビーウィズ株式会社が提供する「調音施工」(ちょうおんせこう)。フランスの老舗オーディオメーカーFOCAL(フォーカル)の「BAMシート」を用いて走行音の静粛化を図るサービスだ。信頼性のあるアイテムと、さまざまな車両を知り尽くしたショップとの組み合わせで、モデル3をさらに上質な乗り味にするためには不足の無い布陣と言えるだろう。

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あらためてFOCAL「BAMシート」を紹介しておこう。素材の特徴は3層構造による充実設計だ。ハニカム制振材/アルミシート/粘弾性ブチル複合体を積層して用いているため制振性能・防音性能を高いレベルで発揮できる。しかも、この手の素材にありがちな重量も最小限に抑え、50cm×600cmのサイズで9.5kgと比較的軽量。そのためクルマの動力性能をスポイルすることも無い。走行音の静粛化を行う上で、まさにうってつけのアイテムなのだ。

前後のフェンダーまわりに「調音施工」を実施
静粛性の高まった現行モデル3への効果は?

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今回施工テストを実施したテスラ・モデル3は先にも紹介した通り上海製造に切り替わった後のもの。従来モデル(アメリカ製造)とはいくつかの点で異なるので、ここでおさらいしておこう。外装ではメッキパーツ色が黒に変更となったのが主なポイントだ。また、トランクオープナーがオート化されたのもこのモデルの特徴。そして静粛性に関わる部分では、フロントのサイドガラスが静粛性の高い合わせガラス(ペアガラス)に変更されているのは大きなポイント。またトランクルームのフロアにも、従来モデルに比べ広い範囲に制振材を施工しているのが確認できた。これだけでも純正状態はかなり静かになっているはず。これでもアフターでの制振・防音処理「調音施工」は効果があるのだろうか?

早速モデル3へFOCAL「BAMシート」を使った「調音施工」を施していくことにした。今回の施工対象箇所は、フロント/リアのタイヤハウス周り、さらにラゲッジルームのフロア全面だ。まずはフェンダーの施工を実施。フロントは樹脂製のインナーフェンダーが施されているので、ここに「BAMシート」を丁寧に貼り付けていく。対してリアはタイヤハウスのボディ側へ施工するという手法で実施した。

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さらにラゲッジスペースのカバーなどを外すとフロアの一部に純正状態で制振材が貼られているのが見える。そこでフロア全面に対して「BAMシート」を施工していく。もっとも効果があるポイントを知っているからこそできる、必要最小限の施工で高い効果を発揮するのも「調音施工」の魅力なのだ。

乗り出してすぐに分かる静粛効果を体感
もともと静かなEVを一層上質にする調音施工

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調音施工を行う前に、純正状態のモデル3を試乗してその走行音を体感しておいた。その時の印象としては、タイヤハウス周りから“ザー”と持続する耳に障る雑音が聞こえる。タイヤから伝わるロードノイズ、タイヤが路面に触れるパターンノイズが主な原因だろう。従来モデル(アメリカ製造)の試乗経験から比較すると、コクピット周りはやはり静かになっていた。これはペアガラス化の効果が大きいのだろう。しかし静かさを当たり前に期待してしまうEV車、しかも高級車両であるだけに、これらのわずかな雑音も気になるユーザーも多いだろうという印象だった。そして、いよいよ「調音施工」を実施したモデル3に試乗してみる。すると乗り出してすぐに、その効果を体感することができた。タイヤハウス周りから聞こえていた“ザー”というノイズが抑えられていた。嫌な音が解消されたことで、車内の上質感は一気にアップ。ワンクラス上位のモデルに乗り換えたような感覚を味わえたというのが、偽らざる印象だ。

このように車外からのノイズを劇的に低減する防音効果や振動に起因するノイズを吸収排除する制振効果を活用して、モデル3の静粛性を高めた今回のテスト。もともとが静かなクルマだからこそ、グレードアップもわかりやすく、効果は感じやすいだろう。気になるテスラ・モデル3ユーザーは、全国のFOCAL PLUG&PLAY STOREに問い合わせてみると良いだろう。

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《土田康弘》

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