【ハーレー パンアメリカ 1250 試乗】ハーレーのイメージが大きく変わりそう…小鳥遊レイラ

車高を自動で調整してくれる秘密兵器を搭載

昼夜問わず見えやすい6.8インチのメーター

悪路を果敢に走破しに行きたくなる

ハーレーのイメージが大きく変わりそう

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special
ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special全 24 枚

今回試乗したのは、ハーレーダビッドソン初となるビッグアドベンチャーモデルの『Pan America 1250 Special』です。

【画像全24枚】

私はハーレーのバイクに乗った経験があまりなかったので、それらと比べてのインプレは難しかったのですが、ビッグアドベンチャーならいろいろ体験してきたので、その違いを大きく感じることができました。

車高を自動で調整してくれる秘密兵器を搭載

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Specialハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special

まず身長160cmの私にビッグアドベンチャーは体格的に手強いかと思いきや、車重が250kgを超えている割に引き起こしはサクっと重さをあまり感じさせません。足着きの方も両方のつま先がきちんと接地するのでビックリ。これが他のビッグアドベンチャーだと片足のつま先がやっと着くかどうかというモデルがほとんどなんですよね。

実はパン・アメリカの足着きの良さにはタネと仕掛けがありまして、873mmのシート高が停車している時にはグーンと830mmまで下がってくれるんです。というのも、このマシンは電子制御セミアクティブサスを装備しているため、それを応用して車高を自動で調整してくれる「アダプティブ・ライドハイト・システム」という秘密兵器を持っているんです。873mmのままだと、乗れる人が限られてしまいますが、このシステムがあれば女性でも乗れる人は多くなるのではないでしょうか。男性の方にとっても扱いやすさがアップすることは間違いありません。

昼夜問わず見えやすい6.8インチのメーター

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Specialハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special

ハンドルバーはアドベンチャーらしく幅が広め。全体的なライポジは私には大きく感じられました。これは女性から見た印象ですが、身長160cm台後半から175cm以上の平均的な男性基準で見ると、ビッグアドベンチャーの中ではかなり楽で扱いやすいライポジなのではないかと思います。

そしてコクピットで目に入るのは6.8インチの大画面カラー液晶メーター。これはタッチパネル式になっていて扱いやすさに一歩優れていたのはもちろん、私が一番うれしいなと感じたのはどんな角度から見ても反射が限りなく少なく、昼夜問わず見えやすかったこと。無反射ガラスを使っているとのことで、こうした細かい気配りが嬉しいです。

悪路を果敢に走破しに行きたくなる

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Specialハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special

電子装備はセミアクティブサスやトラコンが路面状況の変化にライダーよりもマシンが先に気付いてくれて自動で調整してくれるので安心感が高く、クルーズコントロールやコーナリングランプ、グリップヒーターといった快適面も充実。クルーズコントロールについてはドゥカティなどのライバル車は自動追従タイプを搭載してきましたが、パン・アメリカは速度一定の普通のタイプを採用していました。

でも、私としてはそっちの方が似合っていると思います。というのも、このマシンはビッグアドベンチャーの中においてはかなり鋭く荒々しい感じのエンジンレスポンスの味付けになっており、オンロードを淡々と走るロングツアラー的な使い方もいいのですが、それよりも悪路を果敢に走破しに行きたくなる、本来アドベンチャーが求める走りこそが合っているなと感じたんです。

ハーレーのイメージが大きく変わりそう

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Specialハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special

なので、もし私がこのバイクを買ったとするなら、あえてトップケースなどは付けずに軽い状態でダートツーリングに挑戦してみたいですね。オンロードだけのツーリングに終わらせるのはもったいない。ブロックパターンのタイヤに履き替えることでそんな誘惑を後押しされます。

長年クルーザーモデルメインのハーレーダビッドソンから、今回新たな試みとしてアドベンチャーモデルが出てきましたが、Pan Americaの登場によりハーレーのイメージが大きく変わってきそうですね。今後のハーレーブランドの展開が楽しみです。

ハーレーダビッドソン Pan America 1250 Specialハーレーダビッドソン Pan America 1250 Special

■5つ星評価
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
コンフォート:★★★★
足着き:★★★★
オススメ度:★★★★

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃんレースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、2019年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。2021年にMFJロードレース国内ライセンスを取得して、2輪・4輪両方でレース参戦。ストリート走行からサーキット走行まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

《小鳥遊レイラ》

小鳥遊レイラ

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃん レースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、一昨年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。先日、MFJロードレース国内ライセンスを取得して、今年は2輪でもレースに参戦予定。イベントMCから2&4輪の耐久レース参戦まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

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