ボルボカーズ、気候変動対策への取り組みが最高評価を獲得…CDPが認定

ボルボ C40 リチャージ
ボルボ C40 リチャージ全 3 枚

ボルボカーズは12月9日、環境NPOの「CDP」によって同社のサステナビリティ戦略が評価され、排出量の削減や気候変動リスクの軽減により、クライメートニュートラルな企業になることを目指した取り組みに対して、最上位の「気候変動Aリスト」に選定された、と発表した。

2000年に設立されたCDPは、110兆ドル以上の資産を持つ590以上の投資家と協力し、資本市場と企業の購買・調達を通じて、環境への影響を開示するよう動機づけ、温室効果ガスの排出量削減、水資源の保護、森林の保護を行う先駆的な活動を行っている。また、CDPは、詳細かつ独立した方法で企業を評価し、情報開示の包括性、環境リスクの認識と管理、意味のある高い目標の設定など、環境リーダーシップに関連するベストプラクティスの実証に基づき、A~D-のリストを付与している。

ボルボカーズはCDPの気候変動リストの中で、少数の企業とともに、最上位に位置づけられた。1万3000社以上の企業が環境への影響やリスク、取り組みに関するデータを開示して参加しており、ボルボカーズの高得点は、環境と気候変動対策のリーダーとしての地位を反映しているという。

ボルボカーズは、2030年までに完全なEVメーカーになることを目指しており、電動化計画のひとつとして、今後数年間でEVの新シリーズを展開する予定だ。これは、2040年までにクライメートニュートラルな企業になるという目標の一環であり、事業全体でカーボン排出量を削減することに取り組んでいる。

ボルボカーズは2018~2025年の間に、平均的な自動車1台あたりのライフサイクルにおけるカーボンフットプリントを40%削減することを目指している。これには、2025年までにサプライチェーンにおけるカーボン排出量を25%削減することも含まれる、としている。


★レスポンス読者アンケート!! 今、そして今後、自動車の電動化が進んでいきます。読者のみなさまのEV・PHEVへの興味関心について教えてください。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る