【F1 アブダビGP】フリー走行2回目はハミルトンがトップタイム…フェルスタッペン4番手、角田7番手

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ヤス・マリーナ・サーキットで10日今シーズンの最終戦となる第22戦アブダビGPが開幕。初日のフリー走行2回目はルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が、ともに396.5ポイントで迎えた最終戦。このように同ポイントで最終戦を迎えたのは1974年以来で、F1史上2回目の非常に珍しいケースだ。1974年の最終戦はエマーソン・フフィッティパルディ(マクラーレン)が4位で3ポイントを獲得し、対するクレイ・レガッツォーニ(フェラーリ)は11位でノーポイント。その結果フィッティパルディがタイトルを獲得している。このフィッティパルディは自身が体験した74年ぶりの同ポイント決戦を見届けようと、アブダビGPの会場に訪れている。

フリー走行2回目は残り35分でソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分24秒083のトップタイムをマーク。これを皮切りにソフトタイヤでのタイムアタックが始まり、ハミルトンは1分24秒104で2番手、フェルスタッペンが1分24秒332で3番手となった。しかし残り30分の時点でエステバン・オコン(アルピーヌ)が1分24秒034を記録してトップに浮上。これを見てボッタスが4周目のソフトタイヤで再アタックを行ったが、タイヤをロックアップさせてタイムを記録できなかった。

この時点でトップはオコン、2番手はボッタス。以下、ハミルトン、フェルスタッペン、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と続き、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が6番手につけていた。

残り25分、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が4番手に浮上してきた。それに続いてハミルトンが中古のソフトタイヤを履いてコースイン。改めてタイムアタックを行い、1分23秒691のトップタイムを記録してきた。

これでソフトタイヤによるタイムアタックは終了。最終的にハミルトンがトップ、2番手にオコン、3番手にボッタス。以下、フェルスタッペン、ペレス、アロンソ、角田と続き、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は10番手でフリー走行2回目を終えた。

アブダビGPは11日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、12日に決勝レースが開催される。

◆アブダビGP フリー走行2回目結果

1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分23秒691
2. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分24秒034
3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分24秒083
4. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分24秒332
5. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分24秒400
6. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分24秒495
7. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分24秒532
8. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分24秒557
9. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分24秒844
10. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分24秒940
11. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分24秒959
12. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分25秒108
13. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分25秒153
14. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分25秒195
15. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分25秒385
16. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分25秒440
17. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分25秒549
18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分25秒687
19. ミック・シューマッハ(ハース)/1分25秒784
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分26秒336

《藤木充啓》

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