【特別対談】“とにかく走る”我が家のカーライフは自由と楽しさを両立!…橋本洋平氏xまるも亜希子氏

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【特別対談】“とにかく走る”我が家のカーライフは自由と楽しさを両立!…橋本洋平氏xまるも亜希子氏
【特別対談】“とにかく走る”我が家のカーライフは自由と楽しさを両立!…橋本洋平氏xまるも亜希子氏全 24 枚

自動車業界では珍しく、夫婦共にモータージャーナリストとして活躍している橋本洋平&まるも亜希子ご夫婦。加速度的に発展するモビリティの最先端に数多く触れながら、技術の進化や便利さの発信を様々なメディアで続けている。

モータージャーナリストとして幾多の自動車と接した素晴らしい経験、そして子供を持つ親としてカーライフの楽しさを実感しているお二人。クルマそのものを楽しむことはもちろん、家を出てから移動の過程すべてを楽しむことができるということを大いに語ってくれた。

周りに気を遣う子育て時代に助けられた、私たちにとっての“クルマ”という存在

モータージャーナリスト まるも亜希子氏モータージャーナリスト まるも亜希子氏

まるも亜希子:我が家は運転免許を持っている人間が2人なのに、クルマが3台とバイクが2台あるという不思議な家です(笑)お互いに1日200~300km走るのはもう普通の感覚。それに同乗している娘もまったく疑問に思っているフシがないし、お互いに行きたい場所へ行きたい時に自分で運転して出かけるという、よく言えば自由な夫婦だよね。悪く言えば自分勝手でまとまりがないだけ(笑)

モータージャーナリスト 橋本洋平氏モータージャーナリスト 橋本洋平氏

橋本洋平:我が家がよく出かけるサーキットとかは、電車では行きにくいところが多いということもあって、先に僕がひとりで現地に向かって後から奥さんと子供が合流する、なんてこともしょっちゅう。子供が生まれる前からそうだったけど、娘ができてからはさらにそれが加速したよね。僕が86レースにフル参戦してた時は、生後3ヶ月からサーキットに連れて応援に来てくれてて、ホテルにベビーバスがないからって、スペアタイヤや工具なんかと一緒にベビーバスまで積んで日本全国のホテルを渡り歩いていたこともあったな。

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まるも:あったね~!着替えもおもちゃも満載で、クルマがあって本当によかったとヒシヒシ感じたものでした。公共交通機関じゃこうはいかないし、子供の泣き声とかも気になっちゃうけど、クルマだったらOK。思いっきりグズった時は自由に休憩できるし、窓にカーテンつけてオムツ替えも授乳もできたしね。かなり子育てをクルマに助けてもらったなぁ。

橋本:あと、後部座席用のテレビつけてアニメを流したりもしてた。まさにリビングの延長がそこにあったね。

家族のライフスタイルに合わせたクルマ選びも楽しさのひとつ

橋本家の現在のファミリーカーはスバル『レヴォーグ STIスポーツ』橋本家の現在のファミリーカーはスバル『レヴォーグ STIスポーツ』

まるも:娘の成長と共にクルマも買い替えていったよね。最近手に入れたレヴォーグは、雪山で娘にスキーデビューさせるにはもってこいだと考えた1台。ライフスタイルに合わせて車種を変化させられるのもクルマの良さかもしれないね。

橋本:娘が小さい頃はチャイルドシートに抱きかかえたままアプローチしなければならずスライドドアは必須だったけど、最近じゃ1人で乗り込んでシートベルトまでしてくれるようになった。ミニバンである必要が無くなったのも、クルマの買い替えに繋がったんじゃないかな。

まるも:それはそうだけど、残りの2台はどういう用途の違いがあるんでしょう?

橋本:スイマセン(汗)ユーノスロードスターとスカイラインクーペは完全に僕の趣味ですね。いや、違うよ!僕だけじゃなく、特にロードスターは娘もかなり喜んで乗ってくれる一台だからね。乗り込んだ瞬間に「上あけてよ~!」って必ずと言っていいほどリクエストされるし、非日常を味わえること、このクルマに乗ったらどこか楽しいところに連れて行ってくれるという刷り込みがあるんじゃないかな。よく遊園地やアスレチックなんかに出かけてるからね。

まるも:ロードスターを購入した時、「娘を義母に預けて2人でドライブに出かけるのって気が引けるな…」なんて思ってたんだけど、実際はまさかの私が置いて行かれる立場だった(笑)

橋本:もう一台のスカイラインはドリフトトレーニング用だからね。これはさすがに娘に体感させるのは難しいか。

まるも:やめといてください(笑)

橋本氏の定期的なサーキットトレーニングはずっと変わらない習慣とのこと橋本氏の定期的なサーキットトレーニングはずっと変わらない習慣とのこと

橋本:でもまぁ、クルマの性能をフルに引き出して、手足のように自由自在に操ること。これが僕にとっての生命線というか、昔から変わらないクルマの楽しさなんだよ。レースもドリフトも30年近くやってるけど、いまだに完璧に扱えたと思えることなんて稀なくらい奥が深い。走り続けていないとドライビングテクニックが衰えていきそうだし、やっぱり定期的に走りたくなるね。だから仕事じゃなくたってサーキット行って練習しなくちゃってなる。あとはレースの面白さに惹かれているところもあるね。日常生活じゃあり得ないクルマを使った人との闘いができることも魅力。

まるも:そうなるとさらにレースカーも必要で、当時は4台目のマイカーとして86Racingがあったよね。周囲から「よくそんなにクルマを所有するの許すよね」って呆れられてました…。

橋本:それは本当に感謝しております(笑)

クルマ遊びはクルマ好きだけの世界!?今の時代は家族みんなで楽しめるクルマ遊び!

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まるも:でもね、よく考えたらクルマ以外の遊びなんかをやらないなら、かえって安いかなって無理やりプラス思考で考えていたのよ!感謝しなさいよ~!まあそれは冗談として、趣味としてクルマってそんなに悪いもんじゃないのよ、本当に。

橋本:全国各地のサーキット行く途中で温泉に立ち寄ったり、遊園地が併設されているサーキットもあって、僕が練習走行してる間に遊べるし、家族にもプラスな面もあるだろ?こないだだって、岡山国際サーキットに行った時に途中下車でテーマパークにも立ち寄れたし。僕だってけっこう自分だけ楽しむんじゃなくて、家族みんなが楽しめるように考えてるわけだよ。

まるも:あらそうだったの?でもクルマだと思いつきでアチコチ立ち寄れるから良いよね。神戸に前泊する直前には美味しいお好み焼き屋さんにも行けたしね。

モータージャーナリスト 橋本洋平氏モータージャーナリスト 橋本洋平氏

橋本:あと、レースをやってるところを娘に見せるってのも大事かなと。普段家ではグータラしてるところばかり見られてるわけだけど、たまに運動会に出るお父さんは輝いて見えるように、やっぱりレースで優勝とかすると娘の視線がちがってくる気がするんだよね。

まるも:それはあるかもね。こないだもレースの時に自分の手書きの応援旗を作って楽しそうに応援してたし、カッコいいお父さんの見せ所としても、レースはできる限り続けて欲しいかな。

橋本:老化とも闘いながら、がんばります(笑)。

急速な最新技術の進化と共に、運転そのものが安全で快適な事に進化を続けている

近年の自動運転や電動化など自動車の技術革新は止まらない近年の自動運転や電動化など自動車の技術革新は止まらない

橋本:それとは対極の話になるかもしれないんだけど、最近はレース帰りに疲れて運転しなきゃいけない時でも運転支援システムがとにかく有難いんだよね。車種によっては、高速道路でかなりのシーンで速度もステアリングも支援してくれる。渋滞にハマれば、時速50キロ以下でステアリングを手放しすることが可能なハンズオフも装備していたりするからね。こうした長距離移動でも、疲れ知らずの運転支援システムを搭載したクルマが多くなってきたことで、移動の愉しみがありつつきちんとサポートしてくれるのが最近のクルマの良さだよね。

まるも:運転支援システムはたしかに嬉しいよね。自分以外にクルマも周囲を監視して運転をカバーしてくれるのは安心。子供が一緒に乗っていると、ギャーギャー騒いだり、色々なリクエストがあって気が散ってしまうこともあるんだけど、そんな時でも安全を確保してくれるからね。ママにとっては必需品かもしれない。

橋本:あとやっぱり、これから欠かせない電動化技術で感心したのは、モーターってすごくきめ細やかな出力が可能だから、今までエンジンでできなかった反応の良さが出せるんだよね。ほんの少しアクセルを踏んだだけでも反応する、あのダイレクト感って実はレーシングカーの世界。それによってクルマの走らせかたが変わってきたり、面白くなったなと。前後のモーター出力をきめ細やかに制御して、運動性能がとても良くなったことで、電動化によってクルマがつまらなくなってしまうなんて悲観することはまったくないよね。それと電動化によってクルマが静かになったから、今まで隠せていたノイズなんかが目立ってきてしまって、上質感にこだわらない訳にいかなくなった、というところもあるよね。

まるも:そうそう。軽自動車やコンパクトカーでも上質なクルマが増えてきて、これはとてもいいことだよ。大きさや価格に惑わされず、フラットな目で『いいクルマ』を選べるボーダーレスな時代になってきていると思う。それってすごく楽しいことだよね。

橋本:コロナ禍の影響もあって、一時期は家計を節約するためにマイカーを手放した人たちが、またマイカーを持つことに意欲的になっている動きがあるけれど、それだけでなくて今、魅力的なクルマや話題性のあるクルマがたくさん出ているというのもあるかもしれないね。そしてそういう人たちがまた増えていくことで、サービスステーション(SS)の役割も見直されていくんじゃないかな。給油するだけじゃなくて、例えばどれだけ電動化が進んだとしても、タイヤで走るのは変わらないじゃない。サービスステーションのスタッフさんがひと言、「空気圧はかりましょうか」と気遣ってくれるだけで、そのクルマにとってはバーストなどの故障が防げるし、燃費がアップして家計にも嬉しいし、クルマ社会全体で見たら交通事故だって防げるわけだから、すごくありがたい存在だよね。

モータージャーナリスト まるも亜希子氏モータージャーナリスト まるも亜希子氏

まるも:自分じゃなかなかこまめに空気圧チェックするのって面倒だし、気になっていても後回しになりがちだから、サービスステーションに寄った時にはやるようにするとかね。クルマに詳しくない人だったら、何かわからないことや困ったことがあったら気軽に聞けるような、行きつけのサービスステーションを作っておくとすごく心強いよね。私もこないだ、ロードスターの給油口が硬くてなかなか開けられなくて困ってたら、旧車好きなスタッフさんが声かけてくれて「名車ですよね~、これからも大事に乗ってください」なんて話がはずんだりね。なんかそういう『クルマ好き応援団』みたいな感じで受け入れてくれるのって嬉しいよね。

橋本:あとこれからEVが増えてくると、もうユーザーが自分でメンテするのが難しくなってくるから、最新技術を学んだメカニックさんがいるサービスステーションは頼りになるはず。できれば、充電器もすべてのサービスステーションに設置してくれたらいいのにと思うよね。カフェとか雑貨屋さんとか、充電中に利用できるサービスも併設してくれたらなお嬉しいよ。

まるも:そうだね。そうするともう、ドライブの途中に立ち寄るっていうよりも、サービスステーションそのものが目的地になるかもしれない。「美味しいコーヒー飲みたいから充電しに行こう」なんてね。

橋本:サービスステーションはやっぱり、これからも形や規模やサービス内容は変わっていくかもしれないけど、クルマを楽しむ人がひと息つける場所として残っていくだろうね。

“道具”としてだけじゃもったいない!移動を楽しく豊かにするモビリティの存在価値

自分にあったモビリティを利用することで、移動手段が移動の“楽しさ”に変わる!自分にあったモビリティを利用することで、移動手段が移動の“楽しさ”に変わる!

まるも:あと夫婦共に自動車業界に関わっている以上、次世代のクルマ好きを増やしていかなきゃなと、すごく感じるようになったんだよね。私たち40代は、日本車が急激に世界に追いついてきた時代に青春を過ごした団塊世代のジュニアにあたるわけで、その背中を見てきたからクルマ好きが多いよね。今スーパーカー世代だった40代後半~50代のジュニアが免許を取り始めて、20代前半までの若い世代にまたクルマ好きが多いでしょう。やっぱりクルマ好きって、放っておいたら増えないような気がするんだ。

橋本:そうだよな。なにがきっかけでクルマ好きになるか、わからないからね。それで言うとバイクも同じ。小学生になってから娘をバイクの後ろにも乗せるようになって、1度アクアライン渡って木更津までツーリングしてからは、自分から「乗りたい」って言うようになった。なんとなく、バイクで出かけるのが楽しいって思ってくれてるのかなと思うよ。無理強いするんじゃなくて、一緒に楽しめる環境を作ってあげるってことだね。

まるも:そう。1人でも多くの人にクルマの、モビリティの楽しさを伝えていって、移動手段だけじゃなくライフスタイルをより楽しくしてくれるツールとして当たり前に使う世界を広げていきたいなと。

橋本:それにはまずは僕らが全力でカーライフを楽しむこと、それをみんなが見てくれてモビリティを楽しむキッカケにしてもらえるように今まで以上に発信していこう。

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《まるも亜希子》

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