GR 86かBRZか、迷うのも楽しい…島崎七生人【日本カーオブザイヤー2021-2022】

トヨタGR 86(日本カーオブザイヤー10ベスト試乗会)
トヨタGR 86(日本カーオブザイヤー10ベスト試乗会)全 14 枚

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月10日、決定した。大賞に選ばれたのは、日産『ノート』(ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECHクロスオーバー)だった。日本カー・オブ・ザ・イヤーは今年度が42回目の開催となる。

いっぽう選考委員の島崎七生人氏は、トヨタ『GR 86』/スバル『BRZ』に満点の10点を投票した。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPに掲載された島崎氏のコメントだ。

☆☆☆

トヨタGR86とSUBARU BRZは、協業でありながら、それぞれの味がしっかりと表現され、選ぶところからユーザーを楽しませてくれる貴重なスポーツカーに仕上げられた。ホンダ・ヴェゼルはトレンドの真ん中のSUVだが、プレーンなスタイルと心地いい乗り味に。日産ノートは同クラス中、全体の質感の高さが光る。VWゴルフは洗練度をより高めたフルモデルチェンジ。メルセデスベンツCクラスは、C220dアバンギャルドにて、同車に期待したいなめらかな乗り味が確認できた。

☆☆☆

島崎氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
トヨタGR 86スバルBRZ:10点
●日産 ノート:3点
●ホンダ・ヴェゼル:8点
●メルセデスベンツCクラス:2点
●フォルクスワーゲン・ゴルフ/ゴルフヴァリアント:2点

各賞
●日本カー・オブ・ザ・イヤー:日産ノート
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:フォルクスワーゲン・ゴルフ/ゴルフヴァリアント
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:三菱アウトランダーPHEV
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー:シボレー・コルベット
●K CAR オブ・ザ・イヤー(軽自動車):ホンダN-ONE

今年度のエントリーは、2020年11月1日から2021年10月31日までに発表または発売された乗用車国内外の全29モデル。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員により、まず上位10モデルの「10ベストカー」を選定、さらにそれらの中から投票により“今年を代表する1台”を決定した。輸入車の中で最多得票の車にはインポート・カー・オブ・ザ・イヤーが送られる。

委員はそれぞれ25点の持ち点を10車種(10ベスト)のうち5車種に配点し、それらのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。また、10点を与える車種は1車種とする。

《出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP》

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