残り3カ月、キハ283系『おおぞら』…記念特急券を発売 12月27日から

ミャンマーへ輸出される前に公開されたキハ183系国鉄色(左)と並んだキハ283系『スーパーおおぞら』(右)。2010年11月13日、根室本線釧路駅。
ミャンマーへ輸出される前に公開されたキハ183系国鉄色(左)と並んだキハ283系『スーパーおおぞら』(右)。2010年11月13日、根室本線釧路駅。全 6 枚

JR北海道釧路支社は12月21日、「ありがとう283系おおぞら号記念特急券」を12月27日に発売すると発表した。

キハ283系は、キハ281系に次ぐJR北海道の振子式気動車として1997年3月のダイヤ改正で札幌~釧路間の『スーパーおおぞら』にデビュー。同列車は2020年3月のダイヤ改正で『おおぞら』に改称されたものの、四半世紀にわたり釧路特急の看板として活躍。2022年3月のダイヤ改正で車体傾斜装置を省略したキハ261系1000番台が『おおぞら』に追加投入されることに伴ない、定期運用から外れることになっている。

最高速度を130km/hとしながらも、2013年11月のダイヤ改正では石勝線内の火災事故など相次ぐトラブルにより110km/hへの速度ダウンを余儀なくされていたが、『おおぞら』を冠した列車としての運用期間は歴代車両のなかで一番長かった。

キハ283系の『おおぞら』からの撤退を記念した特急券は釧路→札幌間の自由席特急券として釧路駅で発売。2830枚限定で発売額は2640円(大人用のみ)。窓口が混雑している場合は購入枚数が1回につき1人5枚までに制限される。

「ありがとう283系おおぞら号記念特急券」のイメージ。購入1枚ごとに釧路駅で掲示されている『おおぞら』のB1サイズポスターが進呈される(283枚限定)。「ありがとう283系おおぞら号記念特急券」のイメージ。購入1枚ごとに釧路駅で掲示されている『おおぞら』のB1サイズポスターが進呈される(283枚限定)。

《佐藤正樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る