最新モデルが中古車市場で流通を増やしたのはなぜか…ガソリン価格高騰

トヨタ・ハリアー
トヨタ・ハリアー全 4 枚

カーセンサー』2022年2月号
発行:リクルート
定価:100円(本体価格91円+税)

業界最大級の中古車情報数を持つカーセンサーのビッグデータから、「ユーザーからの注目度が高かった中古車」=カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーが決定した。ランキング上位から見えたトレンドが「最新モデルの中古買い」だという。

カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのはトヨタ『ハリアー』で、2位はトヨタ『ヤリスクロス』、3位はスズキ『ジムニー』という結果になった。3車種とも現行型で、デビューはそれぞれ2020年6月、8月、2018年7月だ。ランキングはカーセンサーnetの問い合わせデータをベースにしている。

TOP10の過半数が最新・現行型になった。新車でも買えるけれど、あえて中古車で買う人が増えているというのだ。なぜか。『カーセンサー』編集部は取材と調査で検証していく。

トヨタ・ヤリスクロストヨタ・ヤリスクロス

まず、中古車市場全体が盛り上がっているという。コロナ禍で「早く乗りたい」需要が高まり、同時に新車の納期遅れが発生し、これら2つの要因が「最新モデルの中古買い」への追い風となった。では、なぜ、注目度の高まりに応えられるだけの、最新モデルの中古車が市場にあるのか。最新モデルを短期間に手放すユーザーが多くなっているということなのだ。

カラクリは、昨今のガソリン価格高騰と、それにともなう燃費のいい車への乗り換え需要にあるという。最新モデルは供給不足なので、売却(買い取り)取り価格が高くなる。すると……。

スズキ・ジムニースズキ・ジムニー

気になる見出し……●最新モデルの中古買いが新常識!?●どんなクルマと、どんな時間を。●達人の流儀●BosensorII ブルーオート●フェルディナント・ヤマグチ 夢の6輪LIFE●スペシャリストのTea Time 星野一義●買うなら今しかねぇ●吉田由美の勝手にハッピーバースデー トヨタ ハリアー(2代目)

『カーセンサー』2022年2月号『カーセンサー』2022年2月号
★出版・編集関連事業に携わる方々へ:御社で発行されるモビリティ(自動車、モーターサイクルなど)関連書籍/雑誌を当編集部までお送りください。『レスポンス』サイト上にて紹介いたします。送り先は「〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー17階 株式会社イード『レスポンス』編集部」。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る