日産 キックス に2022年型、「e-POWER」は未設定…米国発売

米国では1.6リットルガソリン車のみを設定

全車に「ニッサン・セーフティ・シールド360」

クラス唯一のBose製オーディオシステム

日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)
日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)全 20 枚

日産自動車の米国部門は12月23日、『キックス』(Nissan Kicks)の2022年モデルを米国市場で発売した。現地ベース価格は、1万9700ドル(約225万円)と発表されている。

写真:日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)

キックスはコンパクトなクロスオーバー車で、まず、ブラジルなどの南米市場に投入された。南米に続いて、2017年秋のロサンゼルスモーターショー2017では、米国市場への拡大展開が発表された。キックスは2020年6月、日本市場にも導入。日本仕様は、電動パワートレインの「e-POWER」搭載車のみをラインナップしている。

◆米国では1.6リットルガソリン車のみを設定

米国仕様のパワートレインは、連続可変バルブタイミング制御システムを備えた1.6リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンのみだ。日本向けのe-POWER搭載車は用意されない。

この1.6リットルエンジンは、最大出力122hp、最大トルク15.7kgmを発生する。駆動方式はFFで、トランスミッションはCVTの「エクストロニック」を組み合わせている。

日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)

上位グレードには、インテリジェントクルーズコントロールとオートホールド付きの電動パーキングブレーキが装備された。最上位グレードの「SR」には、アクティブエンジンブレーキ、インテリジェントトレースコントロール、インテリジェントライドコントロールを備えたインテグレーテッドダイナミックコントロールモジュールを装備している。

◆全車に「ニッサン・セーフティ・シールド360」

2022年モデルには、「ニッサン・セーフティ・シールド360」を全車に標準装備する。ニッサン・セーフティ・シールド360テクノロジーには、歩行者検出機能を備えた自動緊急ブレーキ、ブラインドスポット警告、リアクロストラフィックアラート、車線逸脱警告、ハイビームアシスト、リアの自動ブレーキが含まれている。

このうち、リアの自動ブレーキはクラス唯一の標準装備になるという。また、クラスで唯一、インテリジェントアラウンドビューモニターを選択することもできる、と自負する。

2022年モデルには、「ニッサン・コネクト」をオプション設定した。事故の際の自動通知、緊急時の自動通報、ロードサイドアシストへの接続など、さまざまなリモートサービスを用意している。これらのサービスは、専用のアプリで利用できる。

日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)日産 キックス の2022年モデル(米国仕様)

◆クラス唯一のBose製オーディオシステム

インテリアは、シームレスで上質さを感じるモダンプレミアムな室内空間を目指した。使いやすくグルーピングされたレイアウトや、高品質部品によるプレミアムな表現が特長だ。Dシェイプのステアリングホイール、6ウェイ運転席パワーシート、60対40分割の折りたたみ式リアシートを採用する。新しいシート素材には、より彩度の高い色が用意された。

Apple「Car Play」やグーグルの「Android Auto」、7.0インチのタッチスクリーン、ブルートゥースハンズフリー通話システム、ブルートゥース経由のストリーミングオーディオ、3つのUSBポート、キーレスエントリー、プッシュボタンスタート、タイヤアラート、インテリジェントオートヘッドライトなどが、全車に標準装備されている。

2022年モデルには、「Bose Personal Plus System」をオプション設定した。これは、クラス唯一の装備となり、運転席ヘッドレストに2.5インチの軽量ネオジムスピーカー「Bose Ultra Nearfield」を内蔵。合計8台のスピーカーと、360度の没入型サウンドを可能にするBoseのシグナルプロセッサーを使用して、車内に優れたドライバー重視のリスニング空間を作り出す、としている。

《森脇稔》

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