「数年に一度」の強烈寒波…各地で通行止め、冬用タイヤ装着など呼び掛け[新聞ウォッチ]

NEXCO中日本通行止めと高域迂回
NEXCO中日本通行止めと高域迂回全 2 枚

大きさや量などを表現するのに「○○年に一度」などと、よく使うことがあるが、今回の日本海側を中心に大雪を降らしている強い寒波を「数年に一度」と呼んでいるそうだ。

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その大雪の影響で、各地方で通行止めや航空便の欠航などが相次いでおり、国土交通省も不要不急の外出を控え、マイカーなどを運転する際は、冬用タイヤやチェーンの装着の徹底を呼び掛けるなど、慎重な行動が求められている。

きょうの各紙にも「強い寒気各地で大雪、交通に乱れ、あすにかけ警戒続く」(日経)などと報じている。気象庁によると、昨夜7時の時点で青森市酸ヶ湯で173センチ、北海道幌加内町幌加内で131センチ、山形県大蔵村で105センチの積雪を観測。東京都内でも降雪を確認。昨季の都心の初雪は1月12日で、17日も早く、いつもの年と比較しても8日ほど早いという。

また、滋賀県の国道では、スリップした大型トレーラーが車道をふさぐなど、各地で雪による事故が発生。中日本高速道路(NEXCO中日本)では名神高速道路や北陸自動車道などの一部区間を通行止めとしたという。さらに、帰省などにも影響する航空便も東北や山陰などの便を中心に欠航が生じ、きょう(12月27日)も一部の便の欠航が決まっているほか、JR東日本は、奥羽線の一部区間など運転を取りやめると発表している。あれよあれよという間に2021年も最後の週に入ったが、「強烈寒波」による交通網の混乱は避けられそうもなく、交通情報などのこまめなチェックが必要になるようだ。

2021年12月27日付

日本ミシュラン群馬に本社移転、在宅勤務広がり(読売・4面)

●強烈寒波、各地で大雪、通行止め、欠航相次ぐ(朝日・1面)

●賃上げ企業、落札有利に、来年度新基準、政府調達、評価加点(産経・1面)

●年越し風物詩戻る人出、終夜運転や夜通し初詣再開へ、感染警戒、密イベントは中止(東京・22面)

●EVとグリーン電力セット販売、三菱ふそう、オリックスと(日経・5面)

●特急と衝突、車の男性死亡、茨城(日経・34面)

《福田俊之》

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